クリスマス会の直前に(窓を鏡に)

クリスマス会が始まる前に、薄暗く寒々とした講堂で、今日のストーリーの最終打ち合わせをブラックサンタさん(擬悪役)としていました。なかなか決定までには時を要したのですが、どうにか、双方のコンセンスが取れました。

後は本番を待つばかりです。

ほっと一息ついて周を見回しますと、職員室側の窓にかかっている窓越しの暗幕にイルミネーションのトナカイとソリが写っていました。窓が鏡の代用になっていたのです。直接実物を見るよりもはるかに幻想的な雰囲気です。

さっそく、職員室の蛍光灯すべて消して再確認しますと、一段と美しく見えました。そこで、今日の子どもたちの入場はすべて職員室側からとしたのですが、担任たちのその意向(子どもたちにこの美しさを伝える)が伝わったのかどうかは疑問です。

 

その後、思いついたのは、講堂の窓すべてを鏡方式にしてはどうかということでした。すなわち、普通は室内側についている暗幕を外側にカーテンレールをつけ、付け替えればすべての窓が鏡になるのではということでした。

 

さっそく、渡辺さんを呼んでかくかくしかじかと説明しますと、“そんなことは簡単なこと”とバス終了後、即座のレールをつけてくれました。来年度には、これを生かした環境でできるのではと喜んでいます。

 

会は、想定どおり、ブラックサンタさんの活躍で盛り上がり、子どもたちも大興奮の中で終わりました。