かおり幼稚園の叙勲の式に参列

京都マラソンが行われた16日朝のうち、宇治から京都への道を走っていたのですが、案に相違して道はがらがら、ふだんよりも随分早く走れました。

昼からは、都ホテルで、かおり幼稚園の羽原泰夫園長先生の叙勲の祝賀会が始まります。ビールなども出ると思われますので、まず、くるまを自分のガレージに戻さなければなりません。

反転して、市バスに飛び乗りますが、このコースの一つの交差点が京都マラソンとかぶっています。通常のコースを通れるか通れないか微妙なところです。

通れないとすると、余分な時間がかかります。予想通り、マラソンのゴールである岡崎公園(平安神宮)に近い聖護院の交差点が通行止です。そのため、ふだんから混みがちな河原町通りに突っ込み、三条通りで曲がり、東山通りで通常のコースに戻るとのことです。案の定、曲がった三条通りからは一寸刻みです。勘よく(?)早めに家を出たのが功を奏したようです。

目的地は蹴上の都ホテルです。2時15分前に到着し、ぴったり到着したと喜んでいると、式の開始は2時半からとのこと。急ぎ過ぎたかなと、思いながら小休止です。

待っている間に分かったことは、23年前のこの日、羽原先生の最愛のお母さんがなくなられた日であるとのこと。この日を選んで祝賀会を催されたことに感動しました。ちなみに、この日は日曜日で、大安でした。その上、そのお母さんがお生まれになったのも奇しくもこの16日とのこと。お母さんへの強い思いから、絶対この日に式をと早くから決めておられたようでした。

23年前というと、随分昔のようですが、自分はそのお母さんよりも早くに幼児教育の世界に飛び込んでおりましたので、もちろん、旧知の間柄でした。まして、幼稚園の事務をされている途中に倒れられたので、自分の終末もかくありたいと願っています。あれから、もう23も経ったのかと思いを新たにしたのでした。

会は280余名の招待客で溢れ、盛会でした。そのメインキャスターとでも言うべき、祝舞をリードされたのは○○組の○○ちゃんのおじいちゃん、元宇治市市会議員の野上さんが謡いをうたわれました。かねてからその声の美しさは聞いていましたが、改めて長年の精進の結晶を拝聴させていただきました。