お別れ会

年長組のみなさんが卒園するまで、早いもので残り10日となりました。

今日は、年中組の子どもたちが春から小学校へ旅立つ年長児のみなさんのお部屋に行き、お別れ会をしました。

年中組の子どもたちからは、メッセージカード・輪飾り・歌のプレゼントをしました。

メッセージカードには、「ごそつえんおめでとうございます」「〇〇してくれてありがとう」などと感謝の気持ちを書き、一文字ずつ読み上げました。

「まだまだ慣れないひらがなを、見よう見まねで一生懸命書いたのよ」と担任が言うと「うん、うん」と頷いてくれた優しい年長組の子どもたちの姿が印象的でした。

 

年長組の子どもたちからも、「年長になったら、サッカー大会があるよ」「スイミングは楽しいよ」「ハーモニカは優しく息を入れて吹くといいよ」「プラネタリウムで星がたくさん見られるよ」などの、年長組になってからの楽しいことや、アドバイスを書いてくれた手紙をいただきました。

きっと「年長になったらこんなに長いお手紙も書けるようになるんだ!」と思ったことでしょう。

 

そして、年中組の子どもたちから「切手のないおくりもの」の歌のプレゼントもしました。

「この歌のタイトルにあるように、切手が貼っていなくても目には見えない心のおくりものが届けることができるんだよ。おくりものって気持ちが大切なんだよと言って練習をしてきました。」と言うと、年長組の子どもたちも頷いて静かに聴いてくれました。

 

 

 

年長組の子どもたちからは、おかえしとして歌やハーモニカを聴かせてもらいました。

音楽発表会のオープニングで歌った「ふるさと」などの美しい声に、年中組の子どもたちもうっとりして聴いていました。

ハーモニカでは「きらきら星」「今日の日はさようなら」を演奏してもらい、一緒に歌うことができました。

最後は「ありがとう」と握手を交わしました。

 

部屋に帰り「年長さんの歌、綺麗すぎて涙が出てきた」と言う子どももいました。

何かに感動して涙を流すことは、感情が豊かになった証です。

その言葉を聞いて年中組の子どもたちも心が成長したなと嬉しく思いました。

 

卒園までの残りの時間も、素敵な日々となりますように。