何に見えるかな?

広野では、子どもたちの豊かなイメージ力を大切にし、物事を多方面から見る力をつけられるようにと様々な視覚教材があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハサミが少しずつ器用に使えるようになった子どもたちが、自由に遊べる(活動できる)ようにと、チラシの裏を利用して切り紙の用意をしておきました。

クマ・ウサギ・チューリップ・ちょうちょう・ロケットなどを印刷しておくと、早速「これ、何?やっていい?」と興味津々、手に取りました。

点線部分で半分に折り、2枚重なったままの状態で切ったあと、開けてみると…「うわぁ、ウサギになってる」「こっちはクマやで」と大喜びです。そこで「目とか鼻も描いてみたら?」と提案してみると、それぞれクレパスを取り出し思い思いに描いていました。

一人の女の子を何気なく見ていますと、クマの下(胴体)部分に目・鼻が…

“??”と思いながらも出来上がるのを待っていますと、「出来た!!」とくるりん・パーと逆さまにひっくり返しました。すると、、、クマからイヌに変身しました。

また一つ、こどもの豊かな感性に驚かされた瞬間でした。

 

スマホに子守りをさせないで!

このタイトルにドキッとしていただきたくてペンをとりました。ではなくブログを書きました。

実は5月半ばだったでしょうか、園長先生から「これ、もらえないか聞いてみてください」と小冊子を預かりました。

それは、こどもの本の童話館グループさまが発行されている“絵本のある子育て”でその中に、このタイトルの記事が特別編として掲載されていました。傍らにのっている日本小児科医会さま作成のポスターのことを園長先生はおっしゃられていたのです。

初めてのコンタクトにも関わらず、使用目的などを伝えると翌週にはポスターを送ってくださいましたので、ちょうどその週末にあったアニメーションフェスティバルの際には多くの保護者の方々のお目に止まったことと思います。

お世話をおかけしました、日本小児科医会 事務局の皆さまありがとうございました。

最近、電車の中や、スーパーでの買い物中、ベビーカーの中の乳幼児がスマホを手に持っている姿を見かけます。

スマホから目を離さない親に「ねぇねぇ…」と声をかけている子どもの姿…

むずかっている子どもに「ほら見て」とお気に入りの映像を見せて気をそらそうとしているお父さんやお母さんの姿…。

周りに迷惑をかけないように…と懸命なのでしょうね。

何でもすぐに出てくるスマホは今や生活に欠かせないものになっています。

とは言え…頼りすぎないでほしいんです。

親と子のふれあいにまさるものはありません。簡単にスマホを出さず、生の声で話しかけたり歌ったり、体をゆすったり…周辺の身近な物に注意を向けさせたり、小さめの絵本やおもちゃをかばんにしのばせておいたり…

生身の親の力で子育てしてほしいと切に願っています。

それでこそ、言葉や豊かな感情、あらゆる人としての力が身についていくのだと思います。

便利なものは離せませんが、先日観たテレビ番組の中でお客さんが食事をする前に携帯やスマホを預かることになっているレストランやスマホを置いておくのを条件に500円割引になるサービスが登場していると紹介されていました。驚きましたがそれほど依存症になっている人が多く、社会現象のひとつだということです。

子ども達の未来を真剣に考えてあげる大人でいたいものですね。

大切な子どもを育てておられるお父さん、お母さんくれぐれもよろしくお願いします。

もっと詳しく知りたいと思ってくださった方は園までお問い合わせくださいね。