時の記念日に

6月10日は時の記念日。その昔、天智天皇が漏刻という水時計を使って日本で初めて時が定められたのが6月10日だったためその日が時の記念日とされたそうです。他にも時計と言えば、砂時計や腕時計・壁掛け時計など現代には様々な手段で時を知ることができます。

時の記念日にちなんで子どもたちにこんな問い掛けをしてみました。「昔の人はどうやって時を知らせたのだろうね?今みたいな電池で動く時計はないし…」みんな「うーん」と考え込む様子。

そこへ運転士の渡辺さんが作ってくださった”日時計”が登場しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

東西南北が書かれた丸い円の真ん中に立つ約90cmほどの棒に興味津々です。「これは日時計といって太陽に照らされて陰になった様子を見て”〇〇時”と知っていたんだよ」と伝えると「今は何時かな?」とさっそくみんなで見に来ていました。今日は残念ながら曇りなのでほぼ分かりませんでしたが、改めて晴れた日に子どもたちと昔の時間を感じようと思います。

 

総合避難訓練

今日、給食室からの出火を想定しての総合避難訓練が行われました。

園庭の北側、給食室の近くには運転士さんが火を燃やしてくれています。

 

 

 

 

 

 

 

10時25分 給食室からの通報で園内に「火事です、火事です、、、」の放送が流れ、

子どもたちは「おさない、はしらない、しゃべらない」を合い言葉に先生と避難を開始します。

 

 

 

 

 

 

 

 

日頃は上靴で園庭に出てはいけないのに避難訓練では上靴のまま外に出なくてはいけません。

しかし、子どもたちは5月末に地震の避難訓練を経験しているので、外靴に履き替えた子どもはいませんでした。

園庭に全員避難後、運転士さんが40ミリのホースから水を出したり、水消火器を使って火を消してくださりました。

 

 

 

 

 

 

 

避難訓練はしますが、実際に役に立たないのが一番です。火の用心!

10回目のISO9001(品質に関する国際標準規格)の更新審査を受けて

10年一昔と言いますが、2004年の7月4日にISO9001(品質に関する国際標準規格)の審査に合格して以来、早や10年の月日が流れました。改めて月日の経つ速さに驚いています。

 

とはいえ、この10年も広野幼稚園は有意義に過ごしました。この規格を維持し更新していくためには、それなりの費用とともに、自分たちが作成したシステムを、毎年毎年余分な贅肉(ぜいにく)は剥ぎ落とすとともに、この幼稚園に在籍する子どもたちが安全・安心に過ごせ、より楽しく、よりスマートに、長い学校生活の第一歩を踏み出せるように心掛けるとともに、この途中で大きな挫折にくじけてしまわない強い心も育て、この成長のバックアップの一端を担う教職員たちが保護者の期待に応える教育的レベルを維持し、向上させていくための道筋を、時にはゆとりをもって道草を食いながらも、よりまっすぐ、より正しい道を求めて“カイゼン”を繰り返してまいりました。

 

その途中には、一見、ISOの絶対的価値を低めるような“第3者評価”という基準が頭をもたげ、幅を効かせつつあるというのも現状ですが、私たちは、競争の激しい一般の社会においても通用する、ハイレベルなISO9001(品質に関する国際標準規格)の教育的分野において、後進の幼稚園から目標とされる幼稚園を目指し、今後もP(計画)・D(実行)・C(反省)・A(行動)を回し続けたいと考えております。

もしも、他の幼稚園の先生方がこの原稿を読まれ、この規格に挑戦しようかと思われた方は、どうぞ、ご連絡ください。

できるだけのご返答はさせていただきます