運転試験場の業務の鮮やかさに感嘆!

少し時間ができたので、羽束師の運転試験場へ免許の切り替えに出掛けました。普段とは全然違う姿の桂川の濁流に、上流の嵐山などの光景を浮かべながらのことでした。これよりも断然ひどかった福知山の災害のもろもろの後始末が一日も速いことを願ったのでした。

 試験場に着いたのは、10時30分頃。高齢者講習と書いてある入り口から入ると、場内の人の姿はまばらです。特に、更新料を支払う窓口などは、長年見かけた行列もなく、ぽつんと、1か所だけが開けてあります。

 恐る恐る「まだ(午前の部に)受け付けていただけますか?」と尋ねると、「はい、どうぞ」の返事。更新料の支払いが終わると、「写真を撮りましょう」と言うことでしたが、この場にも、もう一人の男性だけ。

 続いては、視力検査。従来からの上から2.0、1.5、1.2と順序正しく並んでいた検査表とは違い、ランダムに並んだ表に感心しながら、まずは裸眼から。予想外に見えないことに感心していると、検査員も少し首をかしげている様子。

 そこで、「普段から運転中は常に眼鏡を掛けていますよ」と声を掛けると、「それでは」ということで簡単に合格。昔、園児バスも運転していたことから大型免許も所持していますので、深視力検査もありましたが、一発合格。

 そこで「椅子に座って少々お待ちください」ということなので、それでは、人も少なく仕事もはかどるかと思い、おもむろに持参してきた書類を広げたとたん、名前を呼ばれ「はい」と新しい免許書を手渡されました。

 “もう終わり?”とあっけにとられた感じです。この間、15分足らず。あらかじめ、大久保自動車教習所で高齢者講習を受けていたとはいえ、あまりの短さに感動しました。

 予定していた時間がたっぷり余ってしまいましたので、帰り道、久御山中学校の近くにあったリサイクルショップに立ち寄り、たっぷり時間を費やさせていただきました。購入した沖縄のシーサーなどは今年の作品展の画材に使われるかもしれません。