ききょうサマースクール閉幕

この夏から始まったききょうサマースクールでしたが、小学校は27日が2学期の始業式ですので、26日が最後の日となりました。

土・日とお盆はお休みでしたが、毎日数名ずつ通ってきてくれ中には二十日間近くサマースクールに参加してくれた子どももいます。

静かで涼しいききょうの部屋で朝の一時間はしっかり勉強し、午前のイベント・午後のイベントと楽しく過ごしてきました。

26日は・・・と言いますと・・・実は数日前に二学期の本として園に届いたものの中に加古里子さんがこの7月に出版された新刊「だるまちゃんとにおうちゃん」があり、園長先生から紹介していただきました。読んだとたん、「このままききょうでやらせてもらいます」と言う私に「そやろ!!」とニコニコ顔の園長先生。

早速、子ども達に読み進めると・・・

「やろやろ!」「やってみたい!」と待ち切れないようすです。

一日じゃとても遊び切れませんが、まずは“トントンずもう”に挑戦しました。自分の力士を作り命名し・・・いざ!!

星取り表、白星、黒星を紹介しつつ対戦していきました。

微調整に四苦八苦・・・勝ったー 負けたー 引き分けーと盛り上がりました。

「見て、ぼくのお弁当!」しあわせなひとときです。

午後からは・・・園長先生からいただいた新しいサッカーゲームのお披露目です。

テンションはマックスに!

好きな選手を選びおはじきのように指ではじいてパスをつなげていきます。シュートが決まると大歓声が上がりました。

その上、地蔵盆のお供えのすいかを京都から持って来てくださり「冷蔵庫で冷やしていますよ」とのこと。

子ども達は「園長先生にありがとうって言ってくるー」と走って行きました。

おいしいすいかをいただいたあとは・・・すいかの種飛ばし大会です。最高はTくんの5m33cmでした!

長かった夏休みも終ってみるとあっという間でしたが、子ども達にはいい思い出がいっぱいできたことと思います。

園長先生をはじめたくさんの先生方にお世話になりました。感謝の気持ちを思い出に添えてニ学期も頑張っていきましょう。

お力添えをいただきありがとうございました。

 

 

 

職員室の“見える化”の一環として

 この頃、世間では“見える化”という言葉の使用が増えてきているようです。この言葉は、普通では見えないものを見えるようにしていくのが本来の用語の使い方かと思ってはいますが・・・。

 2学期の始まる前、夏休みの終わりのころの職員室は、夏期保育期間中に各保育者たちが各地の研修会に出向き、いろいろな講師の先生方のご意見をお聞きしてきたものを、その会には出席しなかった先生に伝達することになっています。有益ではあるが、なかなか、厳しい会であると受け止めている先生方が過半数ではないでしょうか。

 現在では、この会の持ち方も以前に比べかなり進歩し、研修会の資料をプロジェクターを使ってスクリーンに映したり、研究発表をした幼稚園(保育所)の園のホームページを即座に、映し出すなどの手法で、職員全員のイメージ化を助け、全員の実力の向上を目指してきたのでした。

 ところが、一つのことが改良されると一時期安心してしまうのが人間なのでしょうか。そこで、思考はストップしたままだったのでした。

 何がそうなのかと言いますと、資料を映し出す方は確実に進歩したのですが、壁面に映し出されるスクリーンは、ある年に活用した大きな白い布を何年も何年も使用していたのでした。そのため、変な折り癖なども目立ち、映し出された文字などは非常に見にくいという始末だったのでした。

 今年の発表の場、このことに気づき、早速、南ガレージの奥にあった本物のスクリーンを取り出し活用しますと、それはそれは見事に、見やすく映し出されたのでした。

 本来の意味での見える化ではなく、しごく簡単なことではあるのですが、なかなか、適材・適所・適期に活用するというのは、以外と難しいことなのでしょうか。自問自答している今日この頃です。