1月2013

昔ながらの遊びが・・・

追いかけっこや花いちもんめなど、昔懐かしい遊びは、たくさんあります。

そんな中、今日のお昼に部屋の端で声が聞こえてきました。何をしているのだろうと見てみると、差し込む太陽の光を使ってSくんが遊んでいたのでした。

Sくん「1・2・3・・・」と、数えている間に友達が、

Kくん「何して遊んでいるの?」

Sくん「・・・9・10!」と、数え終わると振り返って窓の外を見て「写った」一緒に外を見たKくんは、「何も写ってないよ」

Sくん「影を見て10数えるんだよ。・・・ほら、見えた。」

Kくん「見えないよ」

影を見つめて空を見上げると、そこに白い影が写るという、“かげおくり”の遊びをSくんは、していたのです。やったことのない、Kくんには、何をしているのか不思議に思えたのでしょう。

私も、小学生のときに「ちいちゃんのかげおくり」を教わった後に、遊んだことがあります。自分の影から遊びが広がり、小さいときに遊んだ遊びが、子ども自らしていたことに嬉しさを感じました。

カルタ大会

本日講堂にて年長児のかるた大会が開催されました。

年長6クラス、約180名が二人一組で向かい合い、カルタを並べている姿は圧巻です。

早く並べ終えた子どもたちは、札の位置を覚え、意欲満々です。

 

 

 

 

 

 

そして、「笑う門には福来る」と空札が読まれるや否や、会場内の空気は一気に張りつめます。相手よりもより早くカルタを取ろうと目と耳を十分に働かせ、集中していました。

接戦の末、一回戦で敗退してしまった子、思うように実力が発揮できなかった子・・・勝った子どもも負けた子どももお互いの健闘を称え、一礼して試合を終えました。明日はベスト8となった子どもたちから優勝者が決まります。悔いのない試合となることを願っています。

また舞台上には、競技かるたでクイーンになられたこともある、卒園生の齋藤裕理さんと上野玲さんのサインも飾られていました。

災害時の避難についての書類作り・・・

お正月明けから改めて災害時の避難(訓練)についての書類作りを始めました。現存する書類をより良いものにしようというものです。ある意味で簡単にできると思っていたのですが、予想以上に手ごわい相手でした。

毎月の避難訓練を見直していますと“これも入れておいた方がいいのではないか”“こちらも・・・”とだんだん広がっていきます。電気ごたつにあたりながらも額に脂汗を流しています。

建築の専門家なら初歩的なことも、専門外のものにとっては難解です。間仕切りとか、天吊り、ラスばりなどはなんとなく分かりますが、浮きとか、せり出し、はらみ、エフロレッセンスなど今まで聞いたことのない言葉が出てきます。なかなか仕事ははかどりません。

ここまで、理解している幼稚園関係者は少ないであろうと思いながら、これらの理解が子どもたちの安全に少しは役立つのではないかとの思いです。

ようやくここで分かったことは、建物は“構造体”と言われる部分と“非構造部材”と呼ばれる部分に分けて考えるとよいということでした。

結論的に言うなら、全国的に見ても、構造体の耐震化は少しずつ着実に進めつつあるのですが、非構造部(天井・壁面・備品など)の耐震化については、「もっと勉強しなさい」、「注意が足りませんよ」ということだったようです。

たこたこあがれ~♪

昨日のノーチャイムデーでお正月の遊びを楽しんだ年長・中・小の子どもたち。

いちご組も!と思い、今日凧作りに取り組みました。

作る前に「お正月どんなことをして遊んだのかな?」と聞くと「こま回し」「凧上げ」など冬休みの思い出話に盛り上がる子どもたち。

いい雰囲気の中、さっそく凧作りに挑戦です!!

色画用紙にパスで絵を描いたり、マスキングテープをちぎって貼ったり‥

とっても素敵な凧が出来あがり、“たこたこあがれ~♪”と歌をうたいながら出来た凧を手に嬉しそうな子どもたち。

昼休みには、いちご組の子どもたちと一緒に園庭へ出かけ、「先生見てー!」と寒さにも負けず楽しそうにかけまわる子どもたちでした。

またお家でもたくさん凧上げをして遊んでね!!

広野JAPAN

一昨日、卒園児の活躍をブログ上でお知らせしましたが、嬉しいお知らせがさらに舞い込んできました。

2011年7月にFIFAワールドカップにも出場していた丸山桂里奈選手が所属しているスペランツァFC大阪高槻に、卒園児の高谷美里ちゃんが来季より加入するとのこと。

1996年度に在園中も、活発な女の子だったので園内のサッカー大会では私も活躍を期待していたのですが、残念なことに試合の数日前に家で足を怪我され、サッカー大会は泣く泣く見学に。横断幕を作って友達を応援していた姿が今でも忘れられません。当時、見られなかった彼女のプレーが見られる日が今から楽しみです。

美里ちゃんの他にも、卒園してから小学校や各地域のサッカーチームに所属して日々、男の子に負けじと頑張っている女の子の話を耳にします。

「なでしこJAPAN」が今や有名となっていますが、広野でも20年以上前から男女関わらず取り組んできた成果を感じることができて大変よろこんでいます。

広野幼稚園の先輩の頑張りが、また職員の頑張りにつながるのです!

はばたけ、広野っ子!