もう一段、リニューアルした梅小路公園へ

少し早いかなと思いながら、梅小路公園へ着いたのは2時30分でした。大勢の人出で駐車場にくるまが止められないのではないかと心配していたからでした。

この土曜日は、梅小路公園の再開発がひとまず終了し、子どもたちにとってより魅力的な公園になったと伝えられたからです。昔からの機関車館、近年新しく建った水族館に続いて、今回新しく、昔も昔、京都駅と北野神社を結んでいたチンチン電車が実際に走り、体感できるという施設が付設されたからです。

 

広野幼稚園では、年長児が春には人形劇の観劇会のついでに、この公園でお弁当を食べたり、ひととき芝生の上で遊んだりするようになって20年近く、また、秋には、旧二条駅の駅舎を移転した入り口をくぐり、蒸気機関車に試乗したり、その場に落ち着いて機関車をスケッチしたり・・・。特に、秋の訪問は、この施設ができた1年目から続けていますので、来観者の中でも最古参者ということになります。思えば、想像以上の月日が経っていますね。

今後も園外保育地の一つとして活用させていただきたいと思っていますので、下見を兼ねて、リニューアル初日にうかがったのでした。その上、話の種にとチンチン電車にも乗ってきました。土曜日曜祭日の午前10時から4時までの運行と聞いています。市電広場とすざくゆめ広場の間を230メートル、20分間隔で発車します。ちなみに、片道の乗車料金は150円です。この電車の軌道幅は狭軌だったのですが、これほど、車内は狭かったのかと改めてびっくりしました。ちなみに、乗車待ちの行列もなく、超満員という訳ではありませんでした。

広場には、新しく大型遊具が3基ほど入り、子どもたちの人気を博していましたが、そこは横目に見ながら素通りし、遠目に見える紅白の梅林(?)を目指しました。この季節、ここを訪れたことは初めてだったので、こんな所に梅ノ木があったのかという感覚でした。案内板を読むと、現在は14種、140本ということでしたが、将来的には、梅小路にふさわしく梅の名所になるのかなあと思いました。

近年の3月にしては考えられない厳しい寒さでしたが、心は温かくなったひとときでした。