☆ あっぱれ、世界卓球選手権で日本女子が準優勝!
一時期、暗い・地味など、あまり芳しくない評価を受けてきた卓球競技、女子では福原愛選手の出現以来、そのイメージを払拭しつつあります。石川佳純選手や、今年に入ってからはドイツのドルトムントで優勝した平野美宇や加藤美優などの低年齢の選手の活躍も目だち、私たちファンの心を明るくしてくれています。
数日前まで東京は国立代々木体育館で行われていたJA全農世界選手権の団体戦において日本女子チームが43年振りに優勝戦に進出しました。しかし、残念ながら、中国チームには0-3で敗退、31年振りの銀メダルに止まりました。惜しかったですね。
今年のチームは、史上最強と前評判の高かった男子に比べ、とても地味でした。なぜなら、この10年近く、実力的に女子チームを引っ張ってきた福原愛選手が欠場、将棋で言えば、飛車落ちで戦わなければならない状態だったからでした。
これに奮起したのか、全日本6連覇のベテラン平野早矢香、今や実力日本一の石川佳純、カットマンの石垣優香の3選手、準々決勝ではオランダチームを3-2、準決勝で対戦した香港チームには、石川が2勝、平野が1勝の、3-1で下し、待望久しい決勝戦への進出となったのでした。
優勝した中国との差は紙一重と言えば格好が良いのですが、今のところその差は歴然、ものすごく強いと思う石川選手ですら、8-11、7-11、7-11のストレート負け、どうすればその差が縮まるのかと、指導者・選手の日々の努力に敬意を表しながらも、暗澹たる気分になりました。
このところ、各スポーツの分野において、2020年というのが強化目標の最終年になっているようです。言わずと知れた、東京オリンピックの年です。元々、体力的に言えば、日本人はそう恵まれたほうではありませんので、からだとからだがぶつかり合う、ラグビーやバスケットボール、アメリカンフットボールのような競技での不利は否めません。この点では、離れて戦う卓球はそれほどのハンディはありません。このことだけを考えると、かなりの期待は持てると思うのですが・・・ 2年後のリオや6年後のオリンピックを期待しましょう。
2014/05/07 4:24 PM | カテゴリー:幼稚園からのご連絡 | 投稿者名:園長