5月2014
日本の祭りと言えば、近々(5月15日)行われる賀茂の葵祭ですが、京都の祭りと言えば、やはり7月16日の宵山、17日の山鉾巡行をメインとする祇園祭でしょう。このお祭りが今年、平成26年度から前後2回に分かれるのをご存じでしょうか。
歴史的に言えば、お若い方々にはイメージできにくいと思いますが、昭和40年までは、前祭りと後祭りに分かれていたのです。前の祭りが、くじ取らずの長刀鉾を先頭に、最後尾の船鉾まで、この一週間後に行われる後祭りでは、(車輪のついた山)北観音山が先頭を切り、後ろを南観音山が務めるというのが、祇園祭だったのでした。先祖返りとでも申しましょうか、今年からこのスタイルに戻そうというのです。
祇園祭は、平成21年にユネスコの無形遺産登録され、正しい祭りの姿の継承ということが求められるようになったのが、大きな原因のようです。合わせて、49年間一緒にやってきた結果、少々の摩擦もあったでしょうし、全国から押し寄せる観光客の一時的な集中を緩和するということも願ってのことでしょう。
これに合わせてという訳でもないのでしょうが、この後祭りには、今年から大船鉾という名の鉾の巡行が150年振りに復活します。
明治維新(1864年)に先立ち、長州(山口県)と薩摩(鹿児島県)・会津(福島県)の連合軍が戦った“蛤御門(はまぐりごもん)の変”で焼失して以来の復活というから楽しみです。
「ご信心の御方様(おんかたさま)は(お札を)受けてお帰りなされましょう。ロウソク一本、献じられましょう」の涼しげな女童の声をお聞きに、今年の夏もぜひ京都へお出掛けになりませんか。お誘い申し上げます。

2014/05/09 4:00 PM |
カテゴリー:幼稚園からのご連絡 |
投稿者名:園長
絶好の遠足日和となった今日、年中児はひらかたパークヘ行ってきました♪
ゴールデンウィーク明けの登園を渋る子どもの心を察し、毎年この時期に行っています。
今日出向いたひらかたパークは1910年創業で今現在、日本で営業している遊園地の中で一番古いそうですよ。
バスの中でこの〇×クイズをすると、この答えには皆さん驚きでした!
午前中はクラスごとにノームトレイン、ローズガーデン、イベントコーナーを楽しみました。
イベントコーナーでは「恐竜大冒険」と題し、10頭の動く恐竜が出迎え、
その迫力に子どもたちは大興奮!!
恐竜クイズラリーにも挑戦し、正解したご褒美に恐竜カードもいただくことができ、大喜びでした。

昼食は一緒のクラスになれたのも何かのご縁ということで各クラスごとに集まっていただきました。
みんなでいただくお弁当は格別美味しかったですね♪♪
子どもたちだけでなく保護者同士でも交流を楽しんでいただけたのではないでしょうか。
お昼からは自由行動とし、お友達と一緒に乗り物に乗ったり、人生で初めてジェットコースターに挑戦したりと
それぞれの楽しみ方で遊園地を満喫し、子どもたちの顔からはキラキラ笑顔が輝いていました♪

楽しい時間はあっという間でしたね。
帰りに「もっと遊びたい」「楽しかったね」と言う声が聞こえてきて嬉しかったです。
今日は子どもたちだけでなくお母さま方もお疲れになったことと思います。
ゆっくり休んでいただき、また明日元気に登園してきてくださいね。
2014/05/07 5:48 PM |
カテゴリー:幼稚園からのご連絡 |
投稿者名:ドキンちゃん
一時期、暗い・地味など、あまり芳しくない評価を受けてきた卓球競技、女子では福原愛選手の出現以来、そのイメージを払拭しつつあります。石川佳純選手や、今年に入ってからはドイツのドルトムントで優勝した平野美宇や加藤美優などの低年齢の選手の活躍も目だち、私たちファンの心を明るくしてくれています。
数日前まで東京は国立代々木体育館で行われていたJA全農世界選手権の団体戦において日本女子チームが43年振りに優勝戦に進出しました。しかし、残念ながら、中国チームには0-3で敗退、31年振りの銀メダルに止まりました。惜しかったですね。
今年のチームは、史上最強と前評判の高かった男子に比べ、とても地味でした。なぜなら、この10年近く、実力的に女子チームを引っ張ってきた福原愛選手が欠場、将棋で言えば、飛車落ちで戦わなければならない状態だったからでした。
これに奮起したのか、全日本6連覇のベテラン平野早矢香、今や実力日本一の石川佳純、カットマンの石垣優香の3選手、準々決勝ではオランダチームを3-2、準決勝で対戦した香港チームには、石川が2勝、平野が1勝の、3-1で下し、待望久しい決勝戦への進出となったのでした。
優勝した中国との差は紙一重と言えば格好が良いのですが、今のところその差は歴然、ものすごく強いと思う石川選手ですら、8-11、7-11、7-11のストレート負け、どうすればその差が縮まるのかと、指導者・選手の日々の努力に敬意を表しながらも、暗澹たる気分になりました。
このところ、各スポーツの分野において、2020年というのが強化目標の最終年になっているようです。言わずと知れた、東京オリンピックの年です。元々、体力的に言えば、日本人はそう恵まれたほうではありませんので、からだとからだがぶつかり合う、ラグビーやバスケットボール、アメリカンフットボールのような競技での不利は否めません。この点では、離れて戦う卓球はそれほどのハンディはありません。このことだけを考えると、かなりの期待は持てると思うのですが・・・ 2年後のリオや6年後のオリンピックを期待しましょう。
2014/05/07 4:24 PM |
カテゴリー:幼稚園からのご連絡 |
投稿者名:園長
ゴールデンウィークの合間にも関わらず元気に登園してくれた年長児の最近の流行りの遊びは、月刊絵本についていたさんぽ図鑑を片手に、園内の花を探しに行くことです。自分たちが育てていたチューリップはもちろん、「デイジーみつけたよ」「桜とさくらそうは違うんやな」と発見したことをうれしそうに教えてくれる姿はとても微笑ましいです。
そこで、今日はこどもの日を前に、宇治市植物公園でたくさんのこいのぼりが展示されているのもあり、さんぽ図鑑を持って園外保育に向かいました。
入口にも、館外にも、広場にもたくさんのこいのぼりが展示されており、その数に歓声を上げながら進んでいくと、そこここに花が咲いており、立ち止まって「どれやろう?」とページをめくって調べる姿に「〇〇ページにあったで」と隣同士で教え合う姿に、新しい友達作りのきっかけにもなってくれていてうれしくもありました。
春の装いから緑を感じる木々の中で、珍しい“ハンカチの木”という木の白い花を見つけたり、柏の木を見つけては、こどもの日に食べる柏餅の葉っぱに「大きいな」「ぼく、食べたことあるけど匂いが苦手」など会話も膨らみます。蝶々やテントウムシ、ハチやカナヘビに出会い、花より大きな歓声が上がるのは、子どもらしいところです。
昼食を食べて休憩した後、「さて、今日はバスじゃなくって歩いて幼稚園まで帰るよ」と声を掛けると「えええっ!?」と驚く子どもたち。「なんで?なんでバスで帰らへんの?」と口々に聞く子どもたちに「ん〜?今日から5月やん?ハイキングにぴったりな季節じゃないかあ〜」とにんまり笑うと「なるほど。。。」と妙に納得して歩き出したのでした。
幼稚園までは30分ほどでしょうか、園舎が見えたときには「やったあ」と言っていた子どもたち。普段、車での移動が多くて歩く機会も減っているのでしょうか?連休中には、ちょっといつもより距離を伸ばして散歩されてみるのもいいかもしれませんね。
次に園外保育へ出かけたときに、運転士さんへの感謝の心が生まれてくれたらいいなあと思ったのでした♪
2014/05/01 7:48 PM |
カテゴリー:園外保育 |
投稿者名:Maikka
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