太宰府の天満宮へ

公開保育が終わった後、時間があったので太宰府の天満宮へ行ってきました。北野の天神さんには月参りほどではありませんが、年に2・3度は出掛けるのですが、菅原道真公が亡くなられたこの地の天神さんにお参りするのは、恥ずかしながら、初めてのことのように思います。

まだ日も明るいので、ゆったりとした気分だったのですが、名物らしき梅ケ枝餅を買った門前町のお店で、7時で閉門されることを聞き、急に速足に。この境内に足を踏み入れたのは、1日の午後6時5?分、お参りしたのは7時ジャスト(?)でした。

その後、特に何の気なしに1か所だけ空いていた受付を訪れ、「ここのお札さんは北野の天神さんと同じですか」などと尋ね、違うとの返事に幼稚園のお宮さんに納めるお札も求めた後、宮司さんらしき方と話していると、この6月1日から、閉門は8時までとなったとのこと、その幸運さに改めてラッキーと叫びながら、少し暇気味な宮司さん(?)とお話を交わしたのでした。

そこで知ったことはここの天満宮の祭神は道真公のお墓であること、京都は北野の天神さんは、ざん言によって左遷され、非運のうちに亡くなられた道真の怒りを鎮めるために建てられたということは、京都人の一人として知っていますが、同じ方をお祭りしてある天満宮でもこれほど大きな違いがあることに驚くとともに感動したのでした。

また、自分の家には「天照大神を始め、数々の祭神が祭られているのですがと問題はないのですか」と尋ねますと、「天照大神を正面に、その後ろに氏神様を、その周囲に他のもろもろの神様のお札を納められるといいですよ。神様方は決してケンカをなさいません」とおっしゃられたので、長年の案件の一つが解決しました。 (中略)

最後に、この太宰府天満宮でも幼稚園をやっておられることを聞き、園児数300人という数に驚き、道真公のご遺徳もあるのかなと感じながら、帰り道での外からの園舎見学とホームページでの参観を約束し、結構楽しい時間を過ごさせていただきました。