夏期保育が始まって・・・

夏期保育が始まってまもなく、子どもたちが持参するお弁当の保管法についての問題点を見つけました。

 それは、夏期保育に登園していた子どもたちの中に、食物アレルギーを持つ子どもが予想外にいたことが発起点でした。

 夏期保育中の保育の担当者は、ある意味で日直制です。日によって担当者が変わります。この担当者が、必ずしも、どの子どもがどんなアレルギー体質なのかを知っていることは至難の業です。そこに、この問題が起こる一因があるように感じたのでした。

 朝、預かり保育の子どもたちがお弁当を持ってきました。それをその日の担当者が媒介するか、子どもが直接入れるかは別として、保冷庫に入れて昼食時まで保管します。お弁当箱は形としては楕円形・長方形、色としてもそれほど多くの色が使われていることもないので、結構よく似た物が使われています。なるほど、お弁当箱の蓋と身が離れないように平ゴムで止めており、それに名前も書いてあるのですが、それでも、十分ではないと判断したのでした。

 そこで、野菜などを入れて一時的に保管する袋に入れてから、保冷庫に入れることにしたのでした。保温庫として使う場合は問題があるかも知れませんが、保冷庫としてなら、より安全が図れたと思うのですが・・・。