ギネスにキックオフ

いよいよ今日から二学期が始まり、日焼けした元気な子どもたちが、次々登園してきました。まぶしい笑顔が楽しかった夏休みを物語っているようです。

みんながどんな話を聞かせてくれるのかと思うとわくわくします。

さあ!二学期もより楽しく、より充実した園生活を展開していきますので、みなさん!よろしくお願いしますね。

 

そしてもうひとつ…スタートしたことがあります。

広野幼稚園では、30年近く前から子どもたちのほほえましい行動やことばを集めています。

在園児の保護者の方には毎月お渡ししている「子どもの広場」の中にある“ほほえみ”というページで紹介し、

春にはそれをマンガにした冊子“ほほえみ”~天使のひと言~としてお届けしてきました。

ホームページにも載っていますね。

過去には「風の詩」という6冊の本にまとめたり…

そのもう少し前には新聞や雑誌に掲載していただいたこともありました。

それは“子どもたちの心の動きを知りたい”との園長先生の想いから始まりました。

自らのことばではまだ十分言い表すことができない時期の子どもの真の声に耳を傾けたり、子どもと大人の間に起こりがちな“取り違え”を見つけることで、より子どもへの理解を深めたり…そしてそれらを数多く集めることで“子どもの姿”が見え、保育に生かせるに違いないと考え、まさに「子どもたちから教えてもらう」という姿勢を大切にしてきたのです。

しっかり子どもたちと向き合い、ていねいに子どもたちと関わってきたことの証でもあると思っています。

「継続は力なり」で、歴代の先輩保育者から現在までずっと蓄積され、その逸話(エピソード)の数が5000を超えていると園長先生からお聞きしました。「おそらく、こんなに集めている園はないでしょうね」とおっしゃる園長先生の言葉を聞きながら、この“宝の山”を紹介する方法が、何かないのかなと思いを巡らせていた私の頭に、2日程前にテレビで見た“ギネス”の文字が浮かびました。突拍子もないことを言ってしまったかと思いましたが「おもしろい!やってみよう!」と園長先生。

と言う訳で…どうなることやら全くわかりませんが「5000枚の子どもたちのメッセージ」としてギネスに申請してみました。

夕べ見たテレビの“奇跡を起こすためには 小さな一歩を踏み出すことが必要”ということばに勇気をもらい、ここにキックオフを宣言いたします。

どこまでパスをつないでいけるか楽しみです。皆さま…温かく見守ってください!

保護者の方のご投稿もお受けいたします。よろしくお願いします。