名月だ

今日は十五夜。中秋の名月がくっきりと見ることができそうな空模様だったので、子どもたちにも「寝る前に見てごらん」と話していたから、今頃、空を見上げて家族で静かなひと時を過ごしておられるかもしれませんね。

秋の澄み切った空気の中で輝くお月さまを見て「あれがほしい」と口にされたお子さまはおられますでしょうか。

 

「名月を 取ってくれろと 泣く子かな 小林一茶」

そんなことを昔の子どもも言っていたのでしょうね。

「名月や 池をめぐりて 夜もすがら 松尾芭蕉」 名月つながりでもう一句。

「菊の香や 奈良には古き 仏たち 松尾芭蕉」 明日は重陽ですので、菊の一句もおまけに。

 

こんな素晴らしい俳句に触れられることができるのも年長児ならでは。部屋で2学期から取り組むカルタの一つに、俳聖カルタというカルタがあります。今日の俳句は全て、このカルタに含まれている句なのです。

上の句(初めの5文字)を聞いてから下の句(後の7、5文字)が書いてある札を取るカルタなので、慣れるまでは少々、難しいカルタではありますが、日本人なら味わってほしい素晴らしい俳句が詰まっているカルタです。からだを動かす、動の活動が続く季節ですが、静の活動で心も頭もスキッとした時間を持ちたいものです。

「小言いう 相手もあらば 今日の月 小林一茶」

さて、私も小言を言いあえる家族団らんのひと時を過ごすべく、帰路につきます。

ごきげんよう、さようなら。

ご縁がある日

9月6日土曜日、来春、入園をお考えの方をお招きして開催した、縁日・教育体験フェスティバルにたくさんの親子の方々がお越しくださいました。ありがとうございました。

 

甚平姿のお子さまも多く、より縁日に花を添えてくれました。


ひろの縁日は夜店コーナーと昼店コーナーがあります。講堂は暗い夜の演出で、うちあげ(家上げ)花火やイルミネーションが誘う風情ある空間に…

昼店はわたがし、風船アート、ヨーヨー、エコバック…など“自分で作る”という形容詞がつくところが楽しさの秘訣です。

 


 

教育体験コーナーでは運動遊びや絵本の読み聞かせ

語教材のバーコードを実際に操作したり、カルタをとったり…


 

広野幼稚園の保育を垣間見ていただき、“なるほど”と肌で感じていただけたら幸いです。

 

 

入園説明会では、とても熱心に耳を傾けてくださるお父さま、お母さまの姿に、ご期待に添える園であり続けたいという想いをますます強くいたしました。

「子どもの育ちが分かる」説明会と題しましたが、十分にお伝えできましたでしょうか。ご参加いただきありがとうございました。

20日の土曜日には、より広野幼稚園を知っていただきたいと願い実際に保育室で、園生活の半日を模擬体験する「教育体験会」を行います。“どの子も育つ”理由に納得していただけることと思いますので、ぜひご参加ください。

お申し込みがまだの方は41-6308までお電話かメールでお願いします。

 

追伸

講堂のお地蔵さまにお賽銭を置いてくださった方々、ありがとうございました。

帰りに急な雨に遭われた方がいらっしゃったのではないでしょうか。

くれぐれもお風邪をひかれませんように…