“国宝 鳥獣戯画と高山寺” 展へ行ったものの・・・

3連休の最終日、台風第19号が日本列島を縦断するということでした。朝からテレビを見ていますと、JR西日本の全線が午後4時から運休するとのことです。

そこで考えました。京都の国立博物館の明治古都館で開催されている“国宝鳥獣戯画と高山寺”展は、大阪や神戸から来る人は少ないからてっきりすいているであろう、それなら、開館されるや否やすぐに入ってしまえば、今日の雨風は関係ないのでじっくり見られるかもと予測したのでした。

そこで準備万端整えてと、入場券を購入する時間を節約しようと、セブンイレブンで前売り券を購入し、平日はめったに乗らない車を運転し、ぎりぎり駐車場に入れる時間を想定し、8時50分に家を出たのでした。

開館までは15分、順調に車を走らせましたが、博物館の門前は9時30分の開門を待つ人達で長蛇の列、それでも、駐車場さえ空いていればと思いましたが、はや、満車の標識、“しまった”と思いましたが後の祭りです。朝からの綿密な計画はすべておじゃんになってしまいました。

それにしても、あれだけ、台風が来ると言われているのにとの思いもしきりです。避難勧告や避難指示がでてもなかなか避難する人が少ないことは聞いていますが、今日の自分のように考える人が多ければ、納得できることでした。

あっさり、予定を変更し、帰途についたのですが、その途中、烏丸通りから下立売通りに入ると、平安女学院高校の平成14年4月より幼児教育コース新設の垂れ幕が、改めてはっきり目に飛び込んできたのでした。

近ごろ、多くの保育施設が新しく開園し、保育者不足が云々されていますが、この職業に関心を持つ方が、早くから専門職としての心備えや技術を習得していただけることは非常にありがたいし良いことだなぁと思いながら、通り過ぎました。