11月2014

ギネスへの道の途上で得るもの!

30年を越える年月で集めた子どもたちの言葉や行動を、パソコンを使って16切りの画用紙に打ち出し、目に見える形で申請しようとしているギネスへの道、その前の段階として、これらのデータをパソコン内で並び替え、今後の保育に役立たせようという初歩的な計画がありました。

最近の作業の中で可能になったことは、一つのイベントを前にしたとき、あらかじめ、それに関するデータ(先輩の子どもたちの言葉や行動)を適当な検索ワードによって抽出し並び替えることで、経験の浅い保育者であっても、そのイベント時における子どもたちの反応をある程度予測できるようになったことでした。

具体的に述べますと、本日年少児が向かっている八幡のこども動物園についても、過去の子どもたちが残してくれた言葉や行動を何度か読み返すことで、たとえ、その場所に一度も行ったことのない保育者でも、ある程度のイメージを浮かべることができるようになりました。

この時期以後に起こるイベントとしては、八幡こども動物園、縄跳び時における子どもたちの様子、年長児のサッカー大会、おもちパーティー、クリスマス会などがありますが、これらの行事の前に(ギネスへの登録される予定の)原稿を読んでおくことは、広野幼稚園独自のデイリープログラムとあいまって、子どもたちの引率がより密度の濃いものとなり、言葉掛けがより子どもの心に寄り添ったものになるであろうと予想されるからです。このことは、現役の子どもたちにとって大きな福音となるでしょう。

このデータの別の活用法としては、4年後に迫っている70周年記念誌のページを飾ることもできるでしょうし、保護者の皆様宛には、一つのイベント前にそれらを“ほほえみ”の臨時号としてお渡しすることも考えられます。

幼児教育において一人ひとりに目を注ぎとはよく言われることですが、このような強固な基盤があってこそ、保育者はより望ましい言葉かけができるのでしょう。

交通安全教室

今日は交通のおまわりさんが来て下さり、年長組の子ども達が交通安全教室をしていただきました。

初めは担任の先生で、「道路でボール遊びをしたら・・・」というシチュエーションで寸劇を行いました。

その後はおまわりさんにバトンタッチ!

子どもたちに親しみのある動物がモデルのパネルを使って、安全なのはどっちか問題を出していただいたり、横断歩道を渡る時には「一旦止まる」「右・左・右を見る」「耳を澄まして車が来ていないかを確認する」の3つの約束を守って、実際に車の通る横断歩道を渡って、手紙をポストに出しに行きました。

 

 

お忙し中お越しいただき、楽しく分かりやすく教えていただきありがとうございました!

今日教えていただいた交通ルールを守って、安全な生活を送りましょうね!

 

 

 

避難路にバイパスを!

11月の5日に日本各地で行われた地震・津波に関する避難訓練、これに呼応して広野幼稚園でも、実地訓練を行いました。この訓練の中で芳しくなかったのは、いちご2組に対する配慮が少なかったことでした。早々に改良を講じなければならないと考えております。

このことはさておき、職員室前からきく組横のピロティに通じる螺旋状の滑り台、この滑り台は建築確認上必要としているものではなく、一つの遊び場として設けているものですが、いざ、地震が起こったとき、この滑り台を活用する子どもがいるかと考え、新しく滑走面の延長線上のフェンスにドアを付けることにいたしました。

このことを考えたのは、随分以前のことですが、なんとなく月日が経ち、9月初めに、地元の業者、丸橋鉄工所さんに発注していたところ、非常にお忙しい合間を縫って、本日、午前中から工事に取り掛かってくださいました。



おかげさまで、いざという時のための新しい避難路もできました。とはいえ、このドアが永久的に活用されないことが何よりも望ましいことです。


ぱれっとサロン後期 はじまる

昨日は一日中、しとしと雨が降っていましたが、今日は秋晴れでほっとしました。と言うのも、1ヶ月お休みをいただいていたぱれっとサロンの後期が今日からスタートしたからです。

ベビーカーに乗せてもらった小さなお友だちが次々到着。

「ここはどこだったかな」「この人は誰だったかな」と記憶をたどっている数秒間がありましたが、すぐに思い出してくれたようすでした。

ハイハイからたっちができるようになったり、階段が昇れるようになったりおはなしがじょうずになったり・・・と、この時期のお子さまの成長には目を見張ります。

一緒に成長を見守らせていただけることをとっても嬉しく思います。

これから寒い時期になっていきますが元気いっぱいあそびましょうね。

初めてのお友だちも気軽に参加くださいね。

アットホームであったかーい場所ですよ。次回は11月17日(月)です。

ギネスへの挑戦の途中経過は?(その3)

三連休明けの11月4日に、保護者会本部役員さんのご協力を賜りまして、パソコンのデータから打ち出した五千数百枚あるカードを、採取者別に手際よく分けてくださいました。ありがとうございました。このことは、先日のグーちゃんママが書いてくれたとおりです。

その翌日の午前中は、私と数名のフリーの先生方で採取者別のカードの冒頭文を50音順に並べ、午後4時過ぎからは年少児担任の先生方が同じ作業を繰り広げたのでした。このことにより、実際に打ち出された枚数とパソコン内で保管されているデータとの照合が容易にできる準備が整ったのでした。

次の日には、フリーの二人の先生に、各先生ごとのカードの枚数を数えていただきました。このことにより、○○先生は何十回提出、△△先生は何十回と数字で把握できるようになりました。

続いて、その枚数とパソコン内にあるデータと照合しました。本来ならばぴったりのはずですが、残念なことに、100枚程度の誤差がありました。データの重複印刷があったと推測されます。時間があれば、一気に再照合することがあるかも知れません。

キックオフ以来、2か月経ちましたが、8日現在、未だ、ギネスから何の連絡もありません。少々気掛かりですが、仮に登録が失敗したとしても、この収集した価値(幼児教育界の財産)が薄れることはありませんので、“果報は寝て待て”の格言どおり、今後も気長に末長く続けて行きたいと思っています。現在、広野幼稚園のパソコンに入っている数は5555、打ち出したカードの数は5432です。

8日の土曜日には、京都私立幼稚園連盟より永年勤続表彰を受けた、平、梶田、中塚先生や川上先生が業者に発注してある“ギネスへ挑戦中”の垂れ幕を引き取ってくるかと思います。

早々に、幼稚園の南と保育所側の北壁に吊るしたいと思っています。