「時を超えて・・・」

 先日の続きになりますが「ねこのリボンと犬のサンゴ」を読んだ次のききょうの日のことです。

1年生の凱士くんが「これお父さんの弟の本やねんけどこないだ先生が読んでくれた本とよく似てるねん。」と1冊の本を持って来てくれたのです。

なんと同じおはなしチャイルドさんから昭和59年に出版された「またあえたね」という本で後書きには千葉県の動物病院で本当にあったおはなしと書かれていました。

夕方お母さまにお聞きすると本棚に入っている本をよく読んでいた凱士くんが自ら“同じメッセージ”を感じ持ってきてくれたとのことでした。

 見たり聞いたりしたことをすぐに自分のものと結びつけて広げていける・・・これぞ私たちの望む子どもの姿です。

 絵本をずっと大切にしてこられたご家族の愛情とその愛をいっぱいしっかり受けとめてすくすくと育っている子ども達に感動しています。