一企業の50周年祝賀会に参加して

祝祭日ではない金曜日、大阪の中ノ島で行われた幼年教育出版KKの50周年記念祝賀会に参加いたしました。休みでもないのに、また、折から28号台風の余波で豪雨が降りしきるなか、と自分自身、自問自答しながら出掛けました。

この会社は、年中児・年長児が使用しております教材、スイスの大教育学者、ピアジェ博士の理論とご指導のもと作られた頭を使う教材、 “ファーストシリーズ、はじめてのかず・ことば”を刊行している企業です。広野幼稚園は、これらの教材を昭和43年以来、過去45年間に渡って使い続けているのです。

このおめでたい席に招待された以上、どうしても出なければならないと日本全国から集まった園の園長先生方は200人を越えていました。いかにも誠実に事業を展開して来た会社の証しのような出席率でした。

自分の席は、以前から旧知の大阪のリーダー格の先生方が多かったのですが、中でも印象的だったのは、第30回の世界児童画展で共に文部大臣賞を受賞した阿倍野学園幼稚園の新旧の園長先生との再会でした。この幼稚園の先生方は、2・3度広野幼稚園にも来ていただいている間柄です。

東京で行われた世界児童画展の席上には、今はなき高円宮殿下を始め、同妃殿下のご臨席を仰ぎ、にぎにぎしく祝宴の会が行われたことが夢のようですねなどの回顧談に花が咲きました。

結構楽しかったし、有益でした。