虹?

昼食後の自由あそびの時間のことです。

担任の先生は全員PHSを携帯していますので何かあればすぐに連絡できるようになっています。

職員室の電話が鳴ったので出てみると、森田先生からの内線で「先生虹が出ていますよ。みんなに知らせてあげてください。」との嬉しい連絡でした。

すぐに園内放送で「空を見てみてください。素敵なものが見えますよ。」と話しました。

あちらこちらで遊んでいた子ども達や保育室から飛び出してくる先生と子ども達がみーんな空を見上げました。

「どこどこ?」「何があるのかな」と探している間に見事な飛行機雲を発見!

「きれいだね」とながめていると「虹やー」とどこかで声が上がりみんなでもう一度探しました。

すると…

きれいな虹が見えました。

「雨降らへんかったのになんでやろ?」「ずっと晴れてたのになぁ…」と不思議がる子どもも…

みんなが運動会頑張ったからお空からのごほうびかな…?

(もしかすると大気光象と呼ばれる現象だったのかもしれません)

まだまだ昼間は暑いですが…子ども達が合服になったように空もすっかり秋の色に変わりました。

連携プレーでみんなが幸せを感じたひとときでした。

皆さまの中にもごらんになった方がおられることと思います。

パルスプラザで押し絵人形を

土曜日の帰り、第二京阪から新堀川を通り、久しぶりにパルスプラザへ立ち寄りました。大骨董市が開催されているのを昨夜のテレビで知ったからでした。

着いたのは4時も20分過ぎ、なぜかスムーズに駐車場に入れるなと思ったところ、5時が閉館とのこと、限られた時間を有効に使わねばと、急いで入館したのでした。

目的は“あるようでなし”というところです。子どもたちが関心をもち、その世界を少しでも広げればということに加えて、これから盛り上がる造形活動に何か役に立つ教材的なもの(?)とか、子どもたちのイメージが広げるものがあれば、との願いからの寄り道です。

5時が近づくにつれ、なぜとはなしに気持ちも焦ります。その瞬間、目についた物は大正時代のものと表示してある押し絵でした。押し絵とは、現在でいうところのペープサートのようなものです。布地がはがれていましたが、それも一興と買い求めたのでした。

古い時代の幼な子が後ろ手に鯛をもつという図柄が気に入りました。大正時代のものという証拠は、裏打ちとして使われている新聞紙からも証明できるようでした。

いろいろな人物像ということで、最近購入した御所人形や伏見人形などと並んで子どもたちや先生たちの目を広め、向上させてくれることでしょう。

 

おいも掘りのあとには…

おいも掘りの翌日には「昨日はおいもご飯やったで」「おいものお味噌汁飲んだ」と自分の手で掘ったおいも料理を食べることができて大満足の様子でした。また、その日のお弁当においも料理が入ってる子どももいて「僕が掘ったおいもやで」「おいも掘り楽しかったな」と話す子どもたちです。

その楽しい思い出が形に残ればいいなと思い、おいも掘りの絵を描くことにしました。

おいも堀りではあらかじめ、掘りやすいようツルを切ってくださっていたので、ツル付きのおいもを子どもに見せると「うわ!こんな風になってるんや」「ツルって長いねんな」と興味津々で眺めたあと、大きなお父さんおいもや赤ちゃんおいもなど、思い思いに表現する姿はまるで絵の中でおいも掘りをしているかのようでした。

おいも掘りの思い出がどんな素敵な絵になるのか今からとても楽しみです。