雪の金閣寺へ

朝、戸口まで新聞を取りに出向くと、前の道路は真っ白でした。この瞬間、今日の昼からの予定が決まりました。
“そうだ、金閣寺へ行こう”JRのキャッチコピー“そうだ、京都へ行こう”の盗作ですが、ふだんの日は観光客であふれるのであまり行こうとは思いませんが、金閣の屋根に積もった白い雪に反射する太陽の光でふだんより一段と豪華さを増すように感じるこの日は特別です。自分にとってはパワータイム的なパワースポットとでも言いましょうか、明日からの生気を再注入される貴重なオフタイムです。

広島県で行われている全国男子駅伝の結果がほぼ判明した時点で、コタツから抜け出しました。足場が悪いので、歩いて行こうか、市バスに乗ろうかと迷いましたが、すべてそのとき次第と決めました。

金閣寺の受付では、拝観券の代わりに“金閣舎利殿御守護”のお札が出されます。拝観券ならすぐに捨ててしまわれる方もお札なら神棚か仏様に掲げられることが多いからでしょうか?少々違和感を感じるところでもあります。

金閣寺拝観のポイントは、庭に入った瞬間です。早々に金閣が目に入ってくるからです。ここで立ち止まる方が多いので、あらかじめ、次の感動を予測して一歩を踏み出します。

寒いといっても、昼になれば足元の雪はとけて来ます。雪どけで足元の悪いのは先刻承知ですが、金閣の南面の屋根は予想に反してはや解けていたのは残念でした。

金閣を眺めた後はかなりのアップダウンもあります。お年寄りにとっては、なかなか厳しい方もお在りのようです。

出口に近いお不動様にも一礼をして、広野幼稚園の子どもたちを安全にお守り賜りますよう祈念いたしまして、金閣寺を後にしました。

このブログを読んでいただいた方も、時々“そうだ、京都へ行こう”と足を運んでいただけると古い都にもよりスポットが当たることでしょう。