平安高校、38回目の出場で初めて決勝戦へ、それ本当?

昨日戦った群馬県の桐生第一の隣、栃木県代表の一つ、佐野日大高校との対戦が、この日の準決勝です。相手は四国の強豪、準々決勝で愛媛の明徳義塾を延長10回、6-4で破っての進出です。

左腕のエース、田嶋を擁し、接戦に強いのかと感じられる佐野日大、記憶をたどれば、2回戦でも奈良の智弁学園高校に5x-4でさよなら勝ちをおさめています。また、逆に言えば、2回戦と準々決勝の2回を連続して延長戦を戦っているのです。若さゆえ、肉体的疲労はともかく精神的な疲れは相当あると考えれば、ゆとりをもって望めるのではないでしょうか。

今年の栃木県勢はこの選抜に2校(他に白鳳大足利高校)も出ていました。久し振りに2校が出場した京都と相通じるところもあります。また、自分の父は栃木県出身でもありますので、自分にもその血が流れていることになります。こんな私的な事情があるとは言え、もちろん、平安に勝ってもらわなければ話になりません。

残念ながら、仕事の都合でニュースでしか見られなかったので、試合の内容は語れませんが、結果はご存じのように8-1で快勝、まずは何よりでした。

記念すべき今日、平成26年4月2日、決勝戦の相手は、近年、激戦区の大阪で頭角を表してきた履正社高校、近畿勢対決は35年振りとか。高校野球と言えば、関西勢が強いものと脳裏にたたき込まれている人間としては、何ともかとも・・・。それ本当?という感じです。

何はともあれ、平成26年4月2日、この日を京都の春の選抜の第1頁を飾り、昔々の強さを取り戻し、その強さを維持していってほしいと願っています。

参加することに意義があるというのは、ある意味で負けたものの言い訳です。「明日があるぞ」はないのです。