8月2014

職員室の“見える化”の一環として

 この頃、世間では“見える化”という言葉の使用が増えてきているようです。この言葉は、普通では見えないものを見えるようにしていくのが本来の用語の使い方かと思ってはいますが・・・。

 2学期の始まる前、夏休みの終わりのころの職員室は、夏期保育期間中に各保育者たちが各地の研修会に出向き、いろいろな講師の先生方のご意見をお聞きしてきたものを、その会には出席しなかった先生に伝達することになっています。有益ではあるが、なかなか、厳しい会であると受け止めている先生方が過半数ではないでしょうか。

 現在では、この会の持ち方も以前に比べかなり進歩し、研修会の資料をプロジェクターを使ってスクリーンに映したり、研究発表をした幼稚園(保育所)の園のホームページを即座に、映し出すなどの手法で、職員全員のイメージ化を助け、全員の実力の向上を目指してきたのでした。

 ところが、一つのことが改良されると一時期安心してしまうのが人間なのでしょうか。そこで、思考はストップしたままだったのでした。

 何がそうなのかと言いますと、資料を映し出す方は確実に進歩したのですが、壁面に映し出されるスクリーンは、ある年に活用した大きな白い布を何年も何年も使用していたのでした。そのため、変な折り癖なども目立ち、映し出された文字などは非常に見にくいという始末だったのでした。

 今年の発表の場、このことに気づき、早速、南ガレージの奥にあった本物のスクリーンを取り出し活用しますと、それはそれは見事に、見やすく映し出されたのでした。

 本来の意味での見える化ではなく、しごく簡単なことではあるのですが、なかなか、適材・適所・適期に活用するというのは、以外と難しいことなのでしょうか。自問自答している今日この頃です。

研修会

お元気にお過ごしでしょうか。

先生たちはみんなより少し早く夏休みが終わり、今日から全員出勤です。

 

夏休みの間は多くの研修会に参加し、個々のスキルアップに励んできました。

今日の午前中はその研修会で学んできた情報を共有し、今後の保育に活かせるよう話し合いました。

 

午後からは毎年お世話になっている山本清美先生のマナー研修でした。

今年は保護者の方とのコミュニケーション方法を教えていただきました。

基本的なことからレベルアップを目指したものまで教えていただき先生達も真剣です。

 

実際に保護者の方と電話しているところを想定してシュミレーションなどもしました。

 

これからも保護者の方たちとよりよい信頼関係を築き、一緒にお子様の成長をサポートしていけたらなと思います。

2学期もよろしくお願いします。

ききょう 甲賀から伊賀へいざ

夏休み恒例となっていますききょう一泊研修は、先日の園長先生のブログにもありましたように、滋賀県は甲賀の里へ向かいました。

まずは水口子どもの森で木の実の工作です。用意していただいていた、かしの実や、ひまわりの種、とうもろこしなどなどを組み合わせ、それぞれがとても素敵なマグネットを作りました。

お母さんのお弁当を食べ、パワーアップしたあとは、自然館の中をゆっくり見せていただき、滋賀県の琵琶湖にワニがいたことに驚いたり、水口の四季を表現したジオラマや博士の部屋では、実際にさわって、学ぶことができました。


 

そして…甲賀流の忍者修行をしに忍術村へ…

資料館や忍者の家のからくりを教えていただき、石垣登りや、塀横歩き、壁づたいの術、井戸抜けの術など、忍者になるために難しい修行をがんばりました。

そして、最後には忍者先生から一人ひとり、巻き物を手渡していただきました。

気分はすっかり〝忍者〟です。


今回のお宿は、グリーンヒルサントピア様です。

おいしい夕食の後はお楽しみ会です。各班の出し物は、前日のオリエンテーションで相談したもので、3年生がリーダーとして力を発揮してくれる場面でもあります。


興奮して中々寝られませんでしたが…

一人…またひとり…眠りにおちていきました。

 

二日目、朝からきれいに晴れ渡った空に感謝!

朝の散策は水口スポーツの森へ…芝生のきれいな広場にアスレチックが!(前の晩に宿舎の方に教えていただきました)

陸上競技場やプールを見下ろしながら早朝からアスレチックで一汗流しました。

もちろん、朝食もモリモリいただき、予定より少し早目にいざ出発!

「水口城跡」に寄り道してから伊賀のもくもく手づくりファームへと向かいました。

こちらでは、パン教室に参加し、〝ブルーベリーパン〟を作らせていただきました。

先生のお話をしっかり聞いて、それぞれが作業していきます。

下級生のようすを気にしながら、アドバイスしたり助けてあげている上級生の姿をとても嬉しく思いました。


ミニブタショーを楽しんだり、お弁当を食べたりしている間にふんわりおいしそうなパンが焼けました。


4つのかたまりを並べたものがふくれて、合体して、一つの大きなパンに焼き上がり、温かいほかほかパンをひざに乗せ、帰路につきました。

きっとおみやげのパンを食べながら、この二日間のお話しが弾んだことでしょうね。

お世話になった皆さま、本当にありがとうございました。


 

運転試験場の業務の鮮やかさに感嘆!

少し時間ができたので、羽束師の運転試験場へ免許の切り替えに出掛けました。普段とは全然違う姿の桂川の濁流に、上流の嵐山などの光景を浮かべながらのことでした。これよりも断然ひどかった福知山の災害のもろもろの後始末が一日も速いことを願ったのでした。

 試験場に着いたのは、10時30分頃。高齢者講習と書いてある入り口から入ると、場内の人の姿はまばらです。特に、更新料を支払う窓口などは、長年見かけた行列もなく、ぽつんと、1か所だけが開けてあります。

 恐る恐る「まだ(午前の部に)受け付けていただけますか?」と尋ねると、「はい、どうぞ」の返事。更新料の支払いが終わると、「写真を撮りましょう」と言うことでしたが、この場にも、もう一人の男性だけ。

 続いては、視力検査。従来からの上から2.0、1.5、1.2と順序正しく並んでいた検査表とは違い、ランダムに並んだ表に感心しながら、まずは裸眼から。予想外に見えないことに感心していると、検査員も少し首をかしげている様子。

 そこで、「普段から運転中は常に眼鏡を掛けていますよ」と声を掛けると、「それでは」ということで簡単に合格。昔、園児バスも運転していたことから大型免許も所持していますので、深視力検査もありましたが、一発合格。

 そこで「椅子に座って少々お待ちください」ということなので、それでは、人も少なく仕事もはかどるかと思い、おもむろに持参してきた書類を広げたとたん、名前を呼ばれ「はい」と新しい免許書を手渡されました。

 “もう終わり?”とあっけにとられた感じです。この間、15分足らず。あらかじめ、大久保自動車教習所で高齢者講習を受けていたとはいえ、あまりの短さに感動しました。

 予定していた時間がたっぷり余ってしまいましたので、帰り道、久御山中学校の近くにあったリサイクルショップに立ち寄り、たっぷり時間を費やさせていただきました。購入した沖縄のシーサーなどは今年の作品展の画材に使われるかもしれません。

池、ポチャ

池、ポチャとはゴルフの用語かと思いますが、ゴルフの話ではありません。お盆休みが終わって2日目、かなり溜まっていた仕事も目鼻がつきだしたので、あまり地面が乾燥しないうちに花壇やブランコの周辺の夏草たちを引き抜いておこうと重い腰を上げたのでした。

園庭の片隅には、可憐なマツバボタンに交じってお乳ようなが液が出るコニシキ草やカヤツリ草などが生えてきています。カヤツリ草というと聞こえはいいのですが、俗称はペンペン草です。この草はさほど抜きにくいということはなく、生やしておいてもさほど害にはならないかと思いますが、“ペンペン草の生えるところは”と言われるように、昔からあまり歓迎される草ではありませんので、目につく範囲内のものはすべて抜き取ります。 暑い! 今日も気温は35度近くまで上がるのでしょう。

額からは汗が流れ落ちますので、腕でふき取りながら、さほど水が恋しい訳でもなかったのですが、せせらぎのほとりにやってきました。去年の秋「私のふるさとでは・・・」と一人の先生に笑われながらネットの業者から購入した“数珠玉”が大量の実をつけています。自分には“数珠玉”で遊んだ経験はそれほどある訳でもありませんので、今後、この実を使った遊びを勉強しなければと思った次第です。

この少し上手には、ビワの葉が落ちて水面を覆っていましたので、この落ち葉を拾い、サッカーグラウンドに放り投げていたのですが、水底にも何枚となく沈んでいます。そこで、これらを、井戸枠の石を横にして活用している堰の上に乗り、拾おうとしたところ、石に付着していた藻に足を取られ、あっと言う暇もなく、すってんころりとせせらぎの中に後頭部から落ちてしまいました。

(誰も見ていなかったので、この写真はありません)

とは言え、周りを囲む石積で頭を打たなかったのはもっけの幸いです。その代償としては、トレパンとパンツ、上着とシャツの背中側がびしょ濡れになってしまいました。(とほほのマーク)

このブログを読まれたお母さんからこの話を聞いた園児の皆さんは、「大人の人が近くにいない限り、絶対に一人で水の近くで遊ばないように」ということを守り、安全な生活を送ってください。