アンドン仕立ての支柱を活用して美しい姿の維持を!

保護者の皆様方の中には、小学校時代に朝顔のアンドン仕立てを経験された方も多いのではないでしょうか。また、今、お兄ちゃんやお姉ちゃんが育てていますととおっしゃる方もいらっしゃることでしょう。

アンドン仕立てには朝顔の蔓を誘引するために、一般に特殊な支柱が必要です。文章で説明するのはなかなか難しいですが、後で出てくる写真を見ていただければ少しは思い出していただけるのではないでしょうか。

この支柱を別の花に使ってみました。背が高くなる鉢植えのグラジオラスと、一日で一つの花はその寿命を終え、次の日には別の花にその座を譲るという奥ゆかしい(?)濃いローズ色のスイセンノウ、前者は風に吹かれると倒伏せの危険性、後者は背が高くなると、その姿が乱れがちなので、その予防という意味でこのアンドン仕立ての支柱を2種類の花の周囲に立てたのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

幼稚園の世界においても、“この器具はこれだけに”とか、“この教材はこのシーズンの○○に”などと決めつけ、なかなか応用するということが難しいのかなと思うときもありますが、いつの時代においても、頭の柔軟度の必要性が薄れることはないと思っています。

事実、過去の子どもたちの口からも、江戸いろはカルタの画家の絵と絵本もちもちの木の画家が同じであるよとか、絵本ぐりとぐらの作者(画家)とそらいろのたねの作者(画家)が同じであるなどの声も出ています。