祝!京私幼創立70周年

9日(土)に京都府私立幼稚園連盟の、創立70周年記念式典に行かせていただきました。

式典では、山田知事をはじめ、多くの来賓の方にお越しいただき、京私幼の発足70周年を共にお祝いすることができました。

70周年という永きにわたり、数えきれない程多くの先生方が、人格形成の基盤を作る「幼児教育」に携わって来られたのだと思うと、私自身も歴史の重みに感慨深いものがありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

また、記念式典に先立ち、関西幼稚園連合会の教育研究会も行われました。その記念講演では「子どもが育つとはどういうことかを再考する」という題名で、浜田壽美男先生(奈良女子大学名誉教授)がお話してくださいました。

「全動物の中で相手が喜んでくれたら嬉しい、と思う動物は人間だけです。親は何かをしたとき、子どもが喜んでくれたら嬉しいと思います。子どもも同じで、誰かを喜ばしたいと思っています。しかし、今の子どもたちは大人から守られ過ぎていて、相手が喜んでくれることをする経験すらできないのが現実です。

子どもにも家族のために何かをし、喜んでもらえる経験をさせてあげてください。

それが子どもの生きる力を育んでいきます。」

浜田先生のこの言葉が私の心に残りました。