子どもの絵本との出会い

もちろん、初めて絵本と出会った訳ではないのですが、久し振りに素晴らしい絵本と出会いました。3連休の最終日、あまり、このところ出歩かなかったので、新しく新鮮な絵本はないかとふらっと出掛けたのでした。

最近、行き始めた御池のふたば書房、ほとんどの絵本の新刊書に立ち読みができる見本品があって何の気兼ねもありません。陳列してあるほとんどの絵本は知っていますので、即座に何が新しいか分かるのが長年の蓄積と言えば言えるでしょう。

陳列の多くが平積みにされていますので、ぱっと目に飛び込んで来てくれるのはありがたいことです。飛び込んできた一冊目は“だいすきぎゅっぎゅっ”でした。題をみればだいたいの筋書きが読めます。このところ、広野幼稚園がかなり熱心に集めている“お母さんが子育てを側面から楽しんでいただけるように”との思いで書かれている本です。一日に、母子が“ハグ”を何回も繰り返します。このように子育てすれば、とても素直な人間に育つだろうなと思いました。

2冊目は“うえきばちです”という本です。作者は川端誠氏。この本の帯には“あまりのこわさに笑わずにはいられない 極め付けのナンセンス絵本”とあります。植木鉢からは何が生えて来たのでしょうか。

 

 

もう一冊は、“りんごかもしれない”という絵本です。作者はヨシタケシンスケ氏というまったく存じ上げない方でしたが、“○○かもしれない”という語句にひかれて購入を決めました。と言いますのは、広野幼稚園ではこの“かもしれない”ということを非常に大事にしているからです。昔の一時期はやった「うそっ」からは何の知識やデータも入って来ませんが、どんな突飛なことであっても“そうかもしれない”と感じることで新しい知識やニュースが飛び込んで来ると信じているからです。

 

 

1時間半足らずで、このような絵本と出会い満足感に満ちて帰宅しました。