選抜高校野球選手権、平安高校、40年振りの準決勝へ!

今日の第4試合で群馬県の桐生第一高校と対戦するのは知っていたのですが“楽勝”に違いないと戦う前から決めつけていたのでした。

ところが、家に帰ってテレビをつけた瞬間、平安のベンチが写ったのでした。選手達の浮かない顔、てっきり負けていると画面を見続けると、5回まで進んで2-4でした。

相手を少しなめた感じていたのは、桐生第一高校は一昨日、広島の新庄高校と延長15回を戦い、1対1の引き分けで再試合、そしてまた、昨日の3時から9回を戦っていたので、疲労困憊というところであろうと想定していたからでした。それゆえからの安心と言いましょうか、油断があったのでした。京都のおおかたの方は同じように思っておられたのではないでしょうか。

自分は平安の出身ではありませんが、自分の弟、現在は早稲田大学の運動部全体にかなりの力を持つ吉村正氏の高校進学の際、強力にバックアップした一人の人間として、平安高校の硬式野球部は強くなければならないという信念みたいなものがありますので、疲れ切っているであろう相手に力を出し切れていない状態に切歯扼腕といったところでした。

どうにか、敵失を利して7回に同点に追いつき、延長10回、ようやく、満塁からキャッチャーのパスボールで決勝点を拾ったのですが、相手投手は、3日間に渡る連投の疲れで、見た目にも肩で息をしている状態だったので、もっとはっきりとした決着を付けてほしいものだと思ったのでした。

かなり、厳しいことを書きましたが、これも今年の強力打線を持っていれば、悲願の選抜初優勝も夢ではないと信じているからです。毎年毎年、出場回数の多さだけがニュースになるのではなく、京都駅から大宮通りの高校までの優勝パレードの実現を節に願ってのことなので、少し言い過ぎたところは勘弁していただきたいと思います。

 

今年こそ、絶対、優勝! 平安高校フアンの86年来の悲願です。