6月2014

太宰府の天満宮へ

公開保育が終わった後、時間があったので太宰府の天満宮へ行ってきました。北野の天神さんには月参りほどではありませんが、年に2・3度は出掛けるのですが、菅原道真公が亡くなられたこの地の天神さんにお参りするのは、恥ずかしながら、初めてのことのように思います。

まだ日も明るいので、ゆったりとした気分だったのですが、名物らしき梅ケ枝餅を買った門前町のお店で、7時で閉門されることを聞き、急に速足に。この境内に足を踏み入れたのは、1日の午後6時5?分、お参りしたのは7時ジャスト(?)でした。

その後、特に何の気なしに1か所だけ空いていた受付を訪れ、「ここのお札さんは北野の天神さんと同じですか」などと尋ね、違うとの返事に幼稚園のお宮さんに納めるお札も求めた後、宮司さんらしき方と話していると、この6月1日から、閉門は8時までとなったとのこと、その幸運さに改めてラッキーと叫びながら、少し暇気味な宮司さん(?)とお話を交わしたのでした。

そこで知ったことはここの天満宮の祭神は道真公のお墓であること、京都は北野の天神さんは、ざん言によって左遷され、非運のうちに亡くなられた道真の怒りを鎮めるために建てられたということは、京都人の一人として知っていますが、同じ方をお祭りしてある天満宮でもこれほど大きな違いがあることに驚くとともに感動したのでした。

また、自分の家には「天照大神を始め、数々の祭神が祭られているのですがと問題はないのですか」と尋ねますと、「天照大神を正面に、その後ろに氏神様を、その周囲に他のもろもろの神様のお札を納められるといいですよ。神様方は決してケンカをなさいません」とおっしゃられたので、長年の案件の一つが解決しました。 (中略)

最後に、この太宰府天満宮でも幼稚園をやっておられることを聞き、園児数300人という数に驚き、道真公のご遺徳もあるのかなと感じながら、帰り道での外からの園舎見学とホームページでの参観を約束し、結構楽しい時間を過ごさせていただきました。


りんでん保育園及びアソカ幼稚園へ

日曜日、理事会が終わるや、猛暑にうなる京都を後にして、福岡へ出掛けました。翌日に旧知の園長が運営する園の公開保育を控えていたからでした。

 

40年近く昔、広野幼稚園が木下音感という教材を使用し、子どもたちの歌声に幅を持たせ、合わせて、絶対音感を習得させたいと願っていた時代、親子ほど違う方々が全国から集まっていた盟友の園です。その発展振りはいかがかと深い関心を持ってうかがったのでした。

現在の園長先生は、地元の保育界のリーダーであるのみならず、私たちの地元、立命館宇治高校と京都の都道府県対抗高校女子駅伝のライバルチームの一つ、筑紫女子学園の理事長も兼ねておられるということでも関心がありました。


まずは、保育園から立派に改築された園は、強化ガラスを有効に使い、室内を広く見せるとともに、遠くからでも各保育室の状態が覗きやすいという特長があります。また、子どもたち全員が素足で活動できるよう床は(広野保育所の乳児部と同様)ピカピカに磨き上げられていました。広野も、昔のように、ワックスがけをもう少し熱心にする必要性を感じました。

その他、クラスの備品類の多くに、くるまが付いていて移動しやすく、保育者の労力り軽減が図られていました。しかしながら、現在では、日本全国どこで大きな地震が起こっても不思議でない時代ですので、少々の疑問符も残りました。

びっくりしたのは、音楽の発声法でした。広野幼稚園の発声法も幼児教育界では出色かと思っていますが、自分にはより穏やかで作為的ではなく、いわゆる普段着の歌い方のように見え、聞こえました。

その発声法の源は?とお聞きしますと、「ドイツ音名による発声を行っている以外は特に何も・・・」と言うことでしたが、昔のよしみからでしょう、一冊の歌唱本をご寄贈いただき「この中のことをやっているだけなのですが」と言うことでした。今年の夏には、音楽に造詣の深い担任の何人かで見学させていただこうかと思っています。

紙すきを体験

年長組では昨日と今日、紙すきを体験しました。

数週間前から、子どもたちが持ってきてくれた牛乳パックを使っての紙すきです。

牛乳パックの表・裏のポリエチレンをはがし、細かくちぎり紙団子を作る下準備までは年長の担任で用意しておきました。

昔の人が紙づくりをしている様子を描かれた絵やグッズを前日から置いておくと、興味津々でウキウキした様子でした。

さていよいよ紙すきの始まりです。

いつもはお家で果物のジュースなどを作るミキサーに紙団子とコーンスターチと水をいれスイッチオン!家で見ているミキサーの中身とは違い、とても物珍しそうでした。

パルプができたら木の枠に流し込み、

さらしではさんで出来あがりです。

2・3日乾かして完成したハガキの形の紙を目にするのを子どもたちは楽しみにしています。

 

さて、このハガキは何に使うのでしょうか?独特の味のある作品を楽しみにしていてくださいね。

 

プレいちご教室  ☆初めての母子分離☆

6月になり、今日から子どもだけの登園がスタートしました。

バスに乗って来てくれた子どもたちもニコニコ笑顔で少し安心しました。

お部屋では、ブロック・パズル・車・積み木で遊びました。

初めて大好きなお母さんと離れて、悲しくて泣いてしまう子どももいましたが、慣れてくると泣き止んで活動できました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お母さんが迎えに来てくださると思わず親子で泣いてしまう姿も見られ、初めての母子分離は笑いあり涙ありの一日となりました。自立への第一歩ですね。

少しずつ幼稚園が楽しいと思ってもらえるよう先生達も頑張ります!!

 

未就園児の方対象に「広野探検ツアー」を行います。

6月16日(月)   6月24日(火)    7月9日(水)です。

参加ご希望の方は  41―6308  までお電話ください。

 

 

何に見えるかな?

広野では、子どもたちの豊かなイメージ力を大切にし、物事を多方面から見る力をつけられるようにと様々な視覚教材があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハサミが少しずつ器用に使えるようになった子どもたちが、自由に遊べる(活動できる)ようにと、チラシの裏を利用して切り紙の用意をしておきました。

クマ・ウサギ・チューリップ・ちょうちょう・ロケットなどを印刷しておくと、早速「これ、何?やっていい?」と興味津々、手に取りました。

点線部分で半分に折り、2枚重なったままの状態で切ったあと、開けてみると…「うわぁ、ウサギになってる」「こっちはクマやで」と大喜びです。そこで「目とか鼻も描いてみたら?」と提案してみると、それぞれクレパスを取り出し思い思いに描いていました。

一人の女の子を何気なく見ていますと、クマの下(胴体)部分に目・鼻が…

“??”と思いながらも出来上がるのを待っていますと、「出来た!!」とくるりん・パーと逆さまにひっくり返しました。すると、、、クマからイヌに変身しました。

また一つ、こどもの豊かな感性に驚かされた瞬間でした。