ある土曜日に

遠出をしようかと思っていたのですが、宇治川の太閤堤で遺構の現地説明会があるというので、急遽予定を変更しました。

午前10時前には前からの懸案であった京都市の防災センターへ出向きます。防災グッズを求め、防災対策に役立たせようとしていたのです。

入館しますと、案内板にこの4階で研修会が行われているというのです。テーマは“子どもの事故について”です。この文字を見れば、何が何でも拝聴しなければなりません。

交通事故などの話に続いて、水難事故の話になりました。4歳までの子どもは、やはりお風呂での事故が多いようです。ご家庭では、特に乳幼児の間は目を離さないようにしてください。

この講習の途中で気が付いたことは、広野幼稚園の土曜日の(せせらぎ周辺)水難対策はどうなっているのだろうということでした。平日は、それなりに気を配っているのですが、土曜日はきく組横のシャッターを閉めることにはなっているのです。ところが、近年は、土曜日に未就園児のイベント(?)をすることも多く、この対策が忘れ去られているのではないかということでした。気もそぞろになり、後半の実技講習は失礼し、すぐに広野へ向かったのでした。

お粗末なことに、案の定とでもいいましょうか、シャッターは開いたままでした。これでは、好奇心旺盛な保育所の子どもがせせらぎにドボンと言うことも考えられないではありません。さっそく、土曜日は、保育所サイドの日直が責任をもってということにしたのでした。