音響設備を改善

運動会を半月後に控え、子どもたちの練習も室内で動きを覚える段階から、園庭やサッカーグラウンドなどで隊形移動を交えた練習に進みました。今年の9月は、近年の9月よりも少し涼しく感じられますが、練習をさせられている子どもたちはどう感じているのでしょうか。

私たちの幼稚園には、いろいろな音響機材がありますが、それが有効に使われているかどうか、なかなか評価は微妙です。本日の太陽ヶ丘での予行練習に先立って昨日、講堂で根本的見直しを行いました。

昨日までの予行練習では、小さなアンプに1個だけのスピーカーを持参するだけでした。それは、予行練習だから簡単な機材でという訳ではなく、20数年前からこういう態勢で行っているからという理由で続けていたのでした。日進月歩の社会でなくても、これでは時代からドロップアウトします。

そこで、古い頭脳に破壊的刺激を与え、運動会当日とほぼ同じ音響設備を整えてやってみようではないかということになりました。予行練習にはすべての機材や子どもたちが使う運動具を一台の軽トラックに乗せて太陽ヶ丘まで運ぶのですから、できるだけ音響機材は少なくし、運動具を多く乗せたいのが保育者の本音でしょう。

ところが、今日の予行はこれに反する設定なので、近視眼的に見れば、子ども中心でないのではないかということも言えないことはありません。その反対の意見として、ダンス系の音楽がはっきりと子どもたちの耳に届くということも、環境設定上の大きな改革・進歩ではないかと思っています。

合わせて、去年度はプロの音響屋さんに入っていただきご指導を受けましたので、今年から予備の電源を持参するようにいたしました。本番当日の不慮の出来事に備えるという意味で、小さな進歩ではないかと思っています。