10月2013

登り保育園園長、伊藤義明先生の瑞宝双光章受章おめでとうございます。

27日は登り保育園園長の伊藤義明先生の祝賀会が都ホテルで催されました。

誠に盛大で、すべて宇治市のスタッフが移動してきた感がありました。

誠におめでとうございました。

広野幼稚園と登り保育園との関係は古く、昭和40年代の登り保育園誕生の秘話から

始まります。創立以来、互いに手を取り合って

宇治市の西と東の保育要請に応えてきた仲間です。

また、広野幼稚園は伊藤先生の後継者の一人である由佳さんを

3年間に渡ってお預かりしていた関係もありまして、

今では、定年間近になるという昭和50年に広野に来た旧姓西岡幸子先生や

現在は産休をとっているという旧姓小西理香先生などが保育の中枢を担っています。

その他、長年主任を務めてくれた安食先生も絵の講師として週に一度は伺っているようです。

この園の保育は、広野のノーチャイムデーを参考にして、

独自の発展を遂げられたようです。学年別というよりは、

いわゆる、縦割り保育をメインとされ、年長組の子ども一人ひとりが

保育園の中では仮の兄弟姉妹として面倒をみるという形式で

行っていると聞いています。今では、宇治市の東地区を代表するような

レパートリー豊富な保育園として地域の信頼を勝ち得ておられるようです。

今となれば、組織の大きさから言えば、広野幼稚園を凌駕されているかと思いますが、広野の特色はいつの時代も保育の内容です。良きライバルとして、

私たちは今後も一歩一歩着実に歩んでいきたいと思っています。

最後になりましたが、

登り保育園のますますのご発展と先生のご健康を祈念しております。

いちご組太陽が丘遠足へ

今日はスッキリとした秋晴れできれいな青空が広がっていて、遠足日和でした。

いちご1・2組・保育所のパンダ組で太陽が丘に行って参りました。

登園をして「今日遠足やなー!いつ出発するのー?」と楽しみにしていた子どもたち。

さぁ、幼稚園バスに乗って出発ーー!!

太陽が丘に着いて待っていたのは、広い広い、芝生でした!!

「よーいドーン」と勢いよく走り出しました。

「きゃー」「わー」と楽しそうな声がたくさん上がっていましたよ。

 

自分達で作った、どんぐりや落ち葉入れのカバンにもたくさんのどんぐりや落ち葉を入れて、

「こんなに拾ったよ!見て見てー」とお友達とカバンを見せあいっこをしていました。

いっぱい動いた後は、お母さんの愛情たっぷりの手作りお弁当!

いつもと違う所で、みんなと一緒に食べるお弁当はいつもに増してとっても美味しかったです!

皆で「おいしいねー」と言いながらモリモリ食べれました。

 

今日はとっても楽しかった遠足でしたね!

お家に帰って、たくさんのおみやげ話を聞いてあげてくださいね。

お忙しい中、付き添って下さった先生方、運転手さんありがとうございました。

今日はゆっくり休んで、明日も元気いっぱいで登園してくださいね。

 

 

 

 

 

一企業の50周年祝賀会に参加して

祝祭日ではない金曜日、大阪の中ノ島で行われた幼年教育出版KKの50周年記念祝賀会に参加いたしました。休みでもないのに、また、折から28号台風の余波で豪雨が降りしきるなか、と自分自身、自問自答しながら出掛けました。

この会社は、年中児・年長児が使用しております教材、スイスの大教育学者、ピアジェ博士の理論とご指導のもと作られた頭を使う教材、 “ファーストシリーズ、はじめてのかず・ことば”を刊行している企業です。広野幼稚園は、これらの教材を昭和43年以来、過去45年間に渡って使い続けているのです。

このおめでたい席に招待された以上、どうしても出なければならないと日本全国から集まった園の園長先生方は200人を越えていました。いかにも誠実に事業を展開して来た会社の証しのような出席率でした。

自分の席は、以前から旧知の大阪のリーダー格の先生方が多かったのですが、中でも印象的だったのは、第30回の世界児童画展で共に文部大臣賞を受賞した阿倍野学園幼稚園の新旧の園長先生との再会でした。この幼稚園の先生方は、2・3度広野幼稚園にも来ていただいている間柄です。

東京で行われた世界児童画展の席上には、今はなき高円宮殿下を始め、同妃殿下のご臨席を仰ぎ、にぎにぎしく祝宴の会が行われたことが夢のようですねなどの回顧談に花が咲きました。

結構楽しかったし、有益でした。

よーい…どん!プレぱれっとひろば

最近次々に来る台風のせいか、空を見上げることが増えたように思います。

今日も朝から雨…

お休みの方が多いのでは…と心配でしたが、

カラフルなレインコートに身を包んだ可愛いお友だちが、

お母さまと一緒に次々来園してくれて、ほっと胸をなでおろしました。

プレぱれっとひろば今日からスタートです。

3月までの月1回、楽しく遊んでいきたいと思います。

今日は…「ハロウィンを楽しもう」と題しカボチャのバックを作ったり

レジ袋の持ち手の部分を結んで…マントもできました。

 

 

どちらもシールをペタペタ貼ってハロウィン気分が盛り上がったところで…

カボチャのバックにおやつを入れてもらいます。

 

「並んで待つ」のも「みんなでごあいさつ」も

はじめての経験だったお友だちもいるかもしれませんね。

これからもいろーんな〝はじめて〟を用意しておきますからね。

お友だちいっぱい作って元気にあそびましょう。

次回は11月20日水曜日です。

今日はお休みだったお友だちも…

そして次回から参加希望のお友だちもお待ちしていますね。

芋版に取り組んで

年中児がこのシーズンでしか取り組めない芋掘りを経験しますので、その流れで、ノーチャイムデーのある日、芋版作りに挑んだクラスがありました。

何の考えもなく、銘柄、“鳴門金時”の購入を依頼しましたが、これは大失敗でした。(芋)ハンコという概念を持っていますので、当然、芋は輪切りと言いましょうか、繊維の目に逆らって切ってあります。また、日が経っていますので、中身の繊維が引き締まっており、それを子どもが竹串やクギや彫刻刀で彫ることは至難の業だったのでした。

子どもたちは自分の彫った作品を画用紙にスタンプしてそれなりに満足そうでしたが、私としては満足しませんでした。もっと満足する方法があるのではないかと、その後、何人かの保育者たちと話し合いを続けたのでした。

一時間ほど経ってから、また、別の保育者たちと話し合っていたところ、川上先生から「(電子レンジで)チンしたら」という提案がなされました。“それは出色!”とさっそく試してみますと、子どもたちの手に負えそうな柔らかさになりました。もっとすばらしいことにおいしそうな匂いまでただよってきました。    大成功、ばんざ~い!

これからは蛇足ですが、次の日の朝、このブログを書いていて思ったことは、サツマイモを横に切らず、縦に切ればどうかということでした。サツマイモの繊維は縦に走っていますので、この方向には深く彫れるに違いないと推測したのでした。

さっそく、給食室から昨日の残りの物を取り出し試してみますと、推測どおりの結果が得られました。その後、昨日もどんぐりクラブに来ていたIちゃんにボールペンで彫ってもらいますと、縦の線はもちろん、横の線もいとも簡単に彫り込んでくれました。

改めて、保育者は世の常識に惑わされず、素材の研究をするべきであると思ったのでした。