カルタ大会 初日

年長児カルタ大会が開催されました。11月から取り組んできた江戸いろはかるたで行いますが、このかるたの絵札は滝平二郎先生の切り絵です。「花咲き山」や「モチモチの木」の絵本で子どもたちも馴染みがありますので、より親しみを持って取り組むことができました。また、何度も対戦していく中でそれぞれに得意の札も出てきたようで「犬も歩けば棒にあたる」「花より団子」など読まれるや否や我先に手を伸ばすようになりました。

年賀状に「カルタ大会頑張ります!」とメッセージを書いてくれたお友達もおり、意気込みを感じます。10日の金曜日にクジで対戦相手が決まると更に闘志がみなぎってくるようです。「負けへんで」「頑張ろうな」とお互いに声を掛け合う姿も見られました。

10時。いつもと違い緊張感漂う講堂に、年長児全員が集まり向かい合ってかるたを並べます。並べ終えると自分の得意とする札の場所を確認したり、素振りをして緊張をほぐしたり・・・。そして一枚目の札が読まれると「はい!」の声とともにバン、バンとかるたを取る音だけが講堂に響いていました。トーナメント方式ですので、一回戦で負けてしまうともちろん二回戦に進むことはできません。やり直しがきかないのでどの子どもも札を見つめる姿は真剣そのものです。

勝敗が決まった時点で悔し涙を浮かべながらも、最後の札が詠まれるまで投げ出さずに対戦している子。接戦を征し勝った子ども。持てる力を出し切ったからこそ嬉しさ、悔しさも相当なものだったことでしょう。みなさん、よく頑張りましたね。

明日はいよいよ最終決戦です。各クラスで勝ち上がった4人の子どもたちにどんなドラマが待っているのでしょうね・・・