三人寄れば文殊の知恵?

遡ってみると…作品展の製作からスタートしたのでしょうか。

園長先生のご提案で、車の車輪や車軸を探し始め…延いては園内の全ての積木やブロックが整理されつつあります。

 

これもその一場面です。あるクラスのブロックのケースをひっくり返し同じ種類ごとに分類していきます。

長い年月の間に、他のクラスと混じったりバラバラになったり、見た目は似ていますが、はまらないブロックが一緒に入っていたり、同じ種類のものがほんの少ししかない場合もあります。〝これでは子ども達の遊びが思うように発展しないのでは…〟と別のクラスのものも持ち寄りました。

一人では…中々できませんが園長先生を筆頭に何人かの先生が集まれば「あ!これは○○組にあったのでは…」「これは○○組の…」とつながっていきます。

遂には乳児組の先生までブロックを持って参加してくださいました。子ども達に大人気のレゴの〝車〟もこんなにたくさんあったのです。

 

こうして…きちんと分類されたおもちゃ達がそれぞれの保育室に戻っていったのでした。久しぶりに元の鞘に収まったおもちゃも喜んでいることでしょう。

そして、もちろん子ども達は大喜びです。今まで以上に遊びがどんどん広がっていくこと間違いなしです。

そして…もう一つ。こうして今、おもちゃが整理されている中で長い年月、倉庫で眠っていて息を吹き返した教材もあります。

 

何十年も前から使っているスイス製の〝レキシィデータ〟です。

問題を解いていき全問正解するとL君という名の男の子がピョコンと顔を出してくれるという大人気の教材なのですが、時の流れに伴いその数を減らすばかりだったのです。

それが今回見つかり、ひとつひとつ試してみますと、なんと20個近く使えるものがありました。

 

これからも後輩達のために大切にしていきたいです。

棚からぼたもち?お後がよろしいようで…