1月2014

カルタ大会 初日

年長児カルタ大会が開催されました。11月から取り組んできた江戸いろはかるたで行いますが、このかるたの絵札は滝平二郎先生の切り絵です。「花咲き山」や「モチモチの木」の絵本で子どもたちも馴染みがありますので、より親しみを持って取り組むことができました。また、何度も対戦していく中でそれぞれに得意の札も出てきたようで「犬も歩けば棒にあたる」「花より団子」など読まれるや否や我先に手を伸ばすようになりました。

年賀状に「カルタ大会頑張ります!」とメッセージを書いてくれたお友達もおり、意気込みを感じます。10日の金曜日にクジで対戦相手が決まると更に闘志がみなぎってくるようです。「負けへんで」「頑張ろうな」とお互いに声を掛け合う姿も見られました。

10時。いつもと違い緊張感漂う講堂に、年長児全員が集まり向かい合ってかるたを並べます。並べ終えると自分の得意とする札の場所を確認したり、素振りをして緊張をほぐしたり・・・。そして一枚目の札が読まれると「はい!」の声とともにバン、バンとかるたを取る音だけが講堂に響いていました。トーナメント方式ですので、一回戦で負けてしまうともちろん二回戦に進むことはできません。やり直しがきかないのでどの子どもも札を見つめる姿は真剣そのものです。

勝敗が決まった時点で悔し涙を浮かべながらも、最後の札が詠まれるまで投げ出さずに対戦している子。接戦を征し勝った子ども。持てる力を出し切ったからこそ嬉しさ、悔しさも相当なものだったことでしょう。みなさん、よく頑張りましたね。

明日はいよいよ最終決戦です。各クラスで勝ち上がった4人の子どもたちにどんなドラマが待っているのでしょうね・・・

 

子どもの絵本との出会い

もちろん、初めて絵本と出会った訳ではないのですが、久し振りに素晴らしい絵本と出会いました。3連休の最終日、あまり、このところ出歩かなかったので、新しく新鮮な絵本はないかとふらっと出掛けたのでした。

最近、行き始めた御池のふたば書房、ほとんどの絵本の新刊書に立ち読みができる見本品があって何の気兼ねもありません。陳列してあるほとんどの絵本は知っていますので、即座に何が新しいか分かるのが長年の蓄積と言えば言えるでしょう。

陳列の多くが平積みにされていますので、ぱっと目に飛び込んで来てくれるのはありがたいことです。飛び込んできた一冊目は“だいすきぎゅっぎゅっ”でした。題をみればだいたいの筋書きが読めます。このところ、広野幼稚園がかなり熱心に集めている“お母さんが子育てを側面から楽しんでいただけるように”との思いで書かれている本です。一日に、母子が“ハグ”を何回も繰り返します。このように子育てすれば、とても素直な人間に育つだろうなと思いました。

2冊目は“うえきばちです”という本です。作者は川端誠氏。この本の帯には“あまりのこわさに笑わずにはいられない 極め付けのナンセンス絵本”とあります。植木鉢からは何が生えて来たのでしょうか。

 

 

もう一冊は、“りんごかもしれない”という絵本です。作者はヨシタケシンスケ氏というまったく存じ上げない方でしたが、“○○かもしれない”という語句にひかれて購入を決めました。と言いますのは、広野幼稚園ではこの“かもしれない”ということを非常に大事にしているからです。昔の一時期はやった「うそっ」からは何の知識やデータも入って来ませんが、どんな突飛なことであっても“そうかもしれない”と感じることで新しい知識やニュースが飛び込んで来ると信じているからです。

 

 

1時間半足らずで、このような絵本と出会い満足感に満ちて帰宅しました。

2014年度 始動

うっすらと雪化粧した今朝、集団登校の小学生の列も寒さのせいか心なしそのシルエットが一周り小さく見えました。

2013年度の3学期もお陰さまで順調に進み出しました。園内では2月22日の音楽発表会に向け、各保育室からさまざまなメロディーが届くようになってきました。これから少しずつフレーズが増えていくと思うと楽しみです。ご家庭の温かいサポートよろしくお願いします。

さて、未就園の小さいお子さまがいらっしゃるお父さま・お母さま、お待たせいたしました。2014年度の未就園児教育へのお問い合わせが増えてまいりました。嬉しい限りです。

3月8日土曜日 10時20分より広野幼稚園講堂にて

対象 平成23年4月2日~平成25年4月1日生まれのお子さま

未就園児教室の説明会は教室体験をしていただいたあとに行いますのでぜひお子さまとご一緒においでください。

参加ご希望の方は41-6308までお申し込みください。先着50名とさせていただきます。

今年も楽しく過ごしていきたいと思っています。よろしくお願いします。お待ちしています!

 

手遊びにも発達段階が・・・

あまり本を読まない自分ですが、正月休みあけも近づいた土曜日、一冊の保育雑誌を読んでいました。そこに、思わぬ大きな収穫があったのでした。

それは手遊びについてでした。雑誌名は“げ・ん・き”、発行所はエイデル研究所、著者は姫路獨協大学医療保健学部の太田篤志客員教授です。テーマは“感覚統合と子育て”の文の中からです。

当広野幼稚園にとって必要なところだけを抜粋しますと、

① 両手を大きく動かす手遊び(同時動作)  「パンタうさぎコアラ」

② 左右の手の強調運動を促す手遊び(交互動作)  「ひげじいさん」「糸巻き」

③ 身体のイメージを育む手遊び  「あたまかたひざぽん」

④ 指先の動きを育む手遊び    「むすんでひらいて」 「ぐーちょきぱーで なにつくろう」

⑤ 二人組の手遊び  「茶つみ」です。

さっそく、満3歳児のカリキュラム(手遊び欄)を全面的に見直すとともに、全職員間に水平展開したのでした。また同時に、この①②③④⑤の段階説に基づいて、現在広野幼稚園でよく使っている数多くの手遊びを整理したのでした。

ほんの少しではありますが、今までにも増して、子どもの発達に寄り添えるようになったのではと喜んでいます。

大きくなっちゃった!

 「あー、もう大晦日」と思っていたはずが、気付けば年が明けて早一週間が経ちました。そして、冬休み明けの今日、娘と南門から登園(出勤)してくると、ある物を発見!
去年の11月くらいから園長先生がある物を植えてくださり、南門の階段にあったのは
お気付きでしたでしょうか?

 そのある物の様子が今日、違うことに娘は「あっ!大きくなってる」と大絶叫。
小さかった時の写真がないのが残念ですが、手のひらサイズくらいだった
ある物がこんなに大きくなっていました。

そう、答えは葉牡丹です。
娘は「水をたくさんあげたから大きくなったん違うかなあ」と何の疑いもなく(笑)
話していました。
さて、本当のところはどうなのでしょうね。
園長先生のユニークな計らいに娘はまんまとはまっていたので
隣で聞いていた私はニヤニヤとしながら「そうかもなあ」と返事をしていたのでした。
他にもそんなお子様がいらっしゃるかも?
南門から登園される方はちょっと気に留めて見てくださいね。

明日、みんな揃って始園式を迎えらることを楽しみにしています。