春の花から夏の花へ

久しぶりに日曜日に出勤しました。昼からは気温が25度を越えるということなので、早朝出勤です。

なぜ出勤したかと言うと、季節が春から夏へと移り子どもたちの心に少しは影響を与えたであろうと信じる春の花が終焉期を迎えていたからでした。

それと合わせて、今日中に検討しておかなければならない(明日では遅すぎる)書類を前日に持ち帰れなかったからでした。

初夏の厳しい日の光がチューリップばかりでなく、パンジー・デイジー、桜草などの勢いを奪い、逆に、グラジオラス、マリーゴールド、日々草、ほおづきなどに勢いを与えます。

この季節には、年中組の子どもたちが育てていたチューリップのプランターが、一気に私の手元に戻ってきます。

市販の土は買ったことがないというのも、広野幼稚園の一つの変なプライドですので、大急ぎで腐葉土を加え、土をかきまぜ、再生しなければなりません。次に育てる草花をそれなりに育てるためには、必要欠くことができず、最低、一年に春秋の2回子どもたちがいないのを見越しての仕事です。

腹が立つことに、年々、力がなくなってきますので、近年は、プランターの大きさを少し小さい物に変え土の量を減らしました。それに伴い、植える花の苗は4株から3株に減りました。その分、プランターを運ぶ回数が増えたのですが・・・。

昔は、古い土を太陽熱にさらし、土の中の害虫の駆除も行っていたのですが今では、プランターの底に隠れ住むナメクジを放り出し、土の中の消毒はマリーゴールドの吐き出す臭いを活用しているだけです。

肉体労働だけでは、短かい時間しかもちませんので、随時、一時、書類などに目を通すという休憩時間をもちます。どうにかこうにか、暑さが厳しくなる前に、予定していたこの日のノルマが達成できてほっとしました。