9月2014

日本のスポーツ界で何が・・・?

7・8年前のこと、アメリカ大リーグではボストン・レッドソックスが87年振りかでワールドシリーズの優勝を果たしました。この長い期間、アメリカンリーグの強豪レッドソックスはまったく大リーグを制覇することができなかったのでした。球聖ベーブルースが、レッドソックスからニューヨーク・ヤンキースに移籍されたときから続き“ルースの呪い”とも言われるほど有名でした。

このボストン時代のルース投手の記録に並んだのが、日本ハムファイターズの大谷翔平選手(投手及び外野手、20歳)です。投手として10勝をあげるとともに、ホームランを10本以上打ったということで、ベーブルースに並んだ快挙として各新聞に大々的に取り上げられました。

また、中日ドラゴンズの山本マサ投手(49歳)が62年振りに、元阪急ブレーブスの浜崎真二投手の最年長記録を破ったばかりではなく、最年長先発勝利投手の記録を書き換えるなど、(本日の朝、訃報を聞いた元南海ホークスの香川伸行捕手の別名)水島新司のマンガ“ドカベン”の主人公の一人、岩田大五郎投手の最年長記録に迫るなど常識では信じられない出来事が続出しています。

一方、テニス界では、錦織圭選手(24歳)がテニスの四大大会の一つ、アメリカ大会で、あわや、優勝かという希望まで持たせてくれました。決勝戦で涙を呑んだとはいえ、ランキングNO.1のジョコビッチなどの並み居る強豪を撃破しての準優勝、立派なものでした。これも、80何年振り、90何年振りとか言われています。

つい先日から行われている韓国は仁川のアジア大会において、水泳のマルチスイマー萩野公介選手(19歳)が、前々回と前回のオリンピック優勝者、韓国と中国の選手に競り勝って優勝した400メートル自由形。その他、4個の金メダルを獲得したばかりでなく、出場した全種目でメダル獲得という快挙を成し遂げました。

 

そして、逸ノ城(21歳)。逸ノ城はあまり知られていないかも知れませんが、日本の昔から続く大相撲の新鋭力士です。この3日間、大関の稀勢の里、同じく豪栄道、あまつさえ、横綱鶴竜までも倒してしまった、鳥取西高出(モンゴル出身)の21歳です。この快挙に応えて、大相撲協会では、一度決めていた番組を、組み替えたと聞いています。その結果、本日、優勝30回を誇る、大横綱白鵬と対戦することが決まったようです。協会に入って5場所目の金星は、大相撲が1年6場所制となった1958年以降初めてのことと伝えられています。このニュースの陰に隠れた感がありますが、同じ相撲界では40歳になった旭天鵬が勝ち越しを決めたとか、これも戦後初めての快挙です。

この1か月、前途有望な若者達の活躍、年をかんじさせない中年の希望の星たちこれからのニュースを聞くたびに、もうひと踏ん張りもふた踏ん張りもふた踏ん張りもしなければと思っている今日この頃です。

ギネス挑戦中に・・・

先日からブログでお伝えしていますが、今広野幼稚園では30年近く前から集めている子どもたちのほほえましい行動や言葉をギネスとして残すために活動しています。

そんな中、なんと!卒園生である自分の”ほほえみ”が見つかりました!!

記憶には残っていませんが、自分のほほえみを読んで「私も今の子どもたちと一緒で、純粋な心を持っていたんだなぁ」となんだかおもしろく、当時の先生が私の言葉を拾ってくださったことや、大切に残してくださっていたことがとても嬉しかったです。

まるで小さい頃の自分と出会えたようで、素敵な瞬間でした。

今後の活動でも、たくさんの感動に出会える瞬間を楽しみにしています!

先生たちの運動会予行練習

先週から、年中、年長組の子どもたちが太陽が丘へ予行練習に出かけたり、いちご、年少児の子どもたちは参観日で親子ダンスを楽しんだりと、運動会気分も高まってきました。

今日は、子どもたちが帰った放課後に先生たちだけの予行練習を行いました。各学年での打ち合わせや練習はしていましたが、全学年通してプログラム通り行うことでお互いの競技の改良点が見えてきたり、音響係や用具係の担当の先生もイメージがつかめ、本番当日の自分の役割が確認でき、責任の意識も高まってきました。

子どもたちがより楽しめ、盛りあがる運動会になってくれることを祈るばかりです。週末にはプログラムもお持ち帰りいただきますのでお楽しみに!!

運動会ではいちご組を独立!

満3歳児クラスであるいちご組が独立して早や5年目を迎えました。日ごろの保育では、このクラスの子どもたちの安全のため、ビブスなどの着用を薦めていますが、運動会では年少児クラスと同じ種目を、年少児の子どもたちに先立って前座的に行っていたのでした。

いつまでもこのフォームを継続していくことは芳しいことではないと考え、今年度より独立した種目とすることにいたしました。少人数ですので、見栄えはそれほどでもないかと思いますが、子どもたちのかわいらしさがそれを補ってくれることを期待しています。

かけっこ・親子によるリズムとも、保護者の皆様の目を楽しませてくれることでしょう。

 

(近年、にわかに有名になった)晴明神社のお祭りの巡行と・・・

堀川通の元誓願寺の曲がり角に着いたのは、午後1時前でした。この直前までここへ来るとは自分自身まったく考えていなかったことでした。なぜなら、この日は家から歩いて5分ちょっとのところで催されている大宮通りの千両が辻(一条通から今出川通間)のイベントで何かの掘り出し物を探すのが目的だったからでした。

一時的に目的を変更したのは、どこかのお祭り集団が見えたからでした。近づくと、晴明神社の本祭りのお神輿に参加する巡行の一群でした。幼稚園から小学校低学年らしき子どもたちが綱を握っています。子ども神輿を引っ張るのでしょう。その前には、小学校高学年・中学生らしき子どもたちが、11月の時代祭にたとえれば、明治維新を開花させた周山(京北町)の山国の鼓笛隊よろしく、今ぞ遅しとばかり、待ち構えています。ピーヒャラトットットの音が聞こえてきそうです。

午後1時、巡行の出発です。北に向かう現代の利器であるくるまと相対して南行します。晴明神社のシンボルマーク、五芒星(☆?)をつけた和傘の下には女官に侍られたかわいい稚児の一群も通り過ぎます。

もちろん、お祭りの定番、馬に乗った殿上人(?)に交ざり、自分の目を奪ったのは、小学校低学年の児童4人が馬上に乗って行列に加わっていたことでした。もしも、馬が暴れたらと思うと、ちょっと引っ掛かりました。

その後、京都市の歴史資料館に立ち寄り、市内の各地で掘り出された江戸期の茶碗類を拝見しました。茶器に興味がある訳ではありませんが、目の保養をさせていただきました。

肝心の千両が辻では、舞妓さんがお茶をたてていた旧家の冨田屋さんで少し古びた伏見人形をお安い価格でゲットしました。


大宮通りを下がると、本巡行は解散していたようでしたが、メインのお神輿を担当していた最終列の若衆たちの一群と出会いました。その行列の後ろに付き添い、曲がり角ではかつぎ、真っすぐなところでは台車に乗せる合理性に感心しながら、黒門通、下長者町通、猪熊通を通って家に着きました。