10月2014

下京区のN保育園の運動会を見て

約1か月間に渡って各地で広げられた運動会のシーズンも終わりを告げようとしています。何となく寂しさを感じる今日このごろです。

土曜日は、市バスに乗ってN保育園の運動会を見学に寄せていただきました。ある方からのここの運動会もおもしろいよという一言にのったのでした。

朝の開始は8時40分、定刻に始まりました。運動会はこうでなくてはなりません。園長先生の初めの挨拶の中で、今話題の認定こども園についての考えが述べられ、毎年あまり変化はありませんがとおっしゃったのにはびっくりしました。

乳児(0・1歳児)の日常の生活の中で行っている体育的な遊びが展開された後は、体育遊びです。2歳・3歳・4歳・5歳と年齢別に分かれて、その年齢に適した移動遊具に取り組みます。一つ一つ、子どもたちの発達段階に即した取り組みに感心しました。

特筆すべきは、重い(移動できるように作られた)固定遊具を園庭に持ち出し、年齢別に異なった運動を展開されたことでした。2歳児は太鼓橋、3歳児は雲梯、4歳児は登り棒、5歳児は跳び箱など、初めて見る者には、なるほどと感心させられる十分な内容でした。

この園はリトミック(リズム表現的)にも力を入れておられるとのことでしたが、電子オルガンで弾かれるリズムにのって園庭いっぱいに動き、休符のところでは片足を上げてのバランスをとるという基本形の中に、自由表現的な動きを加味したものでした。はだしでの活動には躍動感がありました。

昼までで帰る予定だったのですが、昼から一番のおみこし応援合戦というテーマにひかれて残りました。そのあとの、子ども対おじいちゃん・おばあちゃんという玉入れが、少しおもしろかったです。3回戦制で、ハンディを考え、高さの違うカゴに入れ合い、1勝1敗となった後は、おかたづけ競争ということで、子どもたちの軽やかな動きに軍配があがるように仕組まれていました。

ビデオでの運動会見学

ある日、時間を見つけてある保育園の運動会をビデオで見せていただきました。会の流れとしては、初めのうちにリズム運動関係、中頃には子どもたちの競技、昼からは保護者を交えた娯楽番組的な構成で、必然的に会は盛り上がっていくようなプログラムでした。

ストレートに言うならば、開始直後のリズム運動系は、保護者満足という点に焦点が当てられ過ぎ、もう少し子ども理解を深められた演技であればと思ったものですが、中盤以後の競技系の運動では、各所に目を見張るものがありました。

中でも、フープを中心としたような体幹トレーニングの成果でした。ふだんの保育の中で、大きなフープで前跳び(縄跳びの前段階)をしたり、一昔前に一世を風靡した腰を中心に回したり、子ども一人ひとりが自分の得意技を披露したり、均一の動きではない演技が目をひきました。

また、私が少年のころよく遊んだ胴馬(一人が自分の両手で自分の両膝を押さえて頭を下げた姿勢で他の一人がこれを跳び越す)遊びを、グラウンドを縦横に使って表現したりしていたのも、しばし、昔を思い出しました。

保育のキーワードになると考えたのは、“個人競技と集団競技のドッキング”です。ひとしきり、個人的にフープで遊んだ後は、後は集団競技、奇数組がフープを立て、偶数組がその中をくぐり通り抜けるという流れです。全員が生き生きと流れるように動いている様は感動的でした。

この流れは胴馬でも見られ、A組が馬になっている間、B組の子どもたちは跳び越す側に立ち、何周か後には、逆の運動をします。この縦の動きを横にすると、今まで十分子どもの動きが見えなかった保護者も満足感が得られるであろうという見せ方にも感動しました。

新たな改善策を・・・

保護者の皆様の中にはご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、広野幼稚園では通園バスに関しての乗り遅れ、乗せ忘れ、乗せ間違いについてのデーターを収集・分析し今日までいろいろな改善をしてきました。

2学期に入り、園長先生から各バス線ごとにテーマソングを決め、お帰りの合図としてバスの到着する時間に自動的に園内にその曲を慣らしてはどうかと提案していただき、以前よりスムーズに子どもたちが集まっているかなというところです。

そんな中、今朝また新たな改善策を園長先生がひらめいてくださいました。

それは、保護者の方からの連絡事項をバスのバインダーに記入する際、記入するペン(色鉛筆)の色を先生1人ずつ決めておけば誰が記入したのか責任の所在が明らかになるのではということでした。

さっそくそれぞれの色を決めましたので、月曜日から実行してみようと思います。

毎回失敗を失敗で終わらせず、改善策を考えることで保護者の方にご迷惑をおかけすることが1件でも減ることを願っています。

年少児、こうのす運動公園へ

昨日の年中のお兄さん、お姉さんが京都市動物園へ行ったことを「いいな~」「僕も早く遠足に行きたい!」とつぶやいていた子どもたち。お天気も味方をしてくれ、まさに“遠足日和”の中、すみれ組、れんげ組でこうのす運動公園へ行きました。

幼稚園に着くや否や「もう行く?まだ?」と、鞄を背負ったまま心待ちにする姿も見られました♪

 

いざ、アスレチックへ!



 

 


高い所へも難なくこなす子どもたちに、保育者や付き添いで来てくださっているお母さま方もびっくり!

いつもとは違う場所で食べるお弁当は、なんだか数倍美味しく感じるものですね♪

 


お弁当を食べた後は、どんぐり拾いをしたり、自分がどんぐりに変身してコロコロ転げたり・・・

幼稚園ではなかなか味わうことが出来ないことを楽しめました!

 

幼稚園に戻ってからも「楽しかったなぁ」「また皆で行きたいなぁ」と話している子どもたちを見て、保育者も今日の疲れがスッと解消されるようでした。

さあ、次はゆり組、たんぽぽ組が同じ場所へ遠足に行きます!

次回もどうか晴れますように・・

よく頑張ったね。

半年間お母さまと一緒に登園し、幼稚園で楽しく過ごしてきました。きらきらぱれっと教室も今日からいよいよ母子分離になりました。

バスで来る子どもたちのお母様は見送る時にビデオをまわしておられたようです。

初めてお子さまが手を離れ、どんなお気持ちでしたか?

さみしかったですか?

お子さまはとてもよく頑張っておられましたよ。

今日はみんなで砂場に行きました。

 

 

泣いていた男の子も夢中になって遊びだしました。

これでみんなにこにこです。

今日はお家でいっぱいほめてもらって下さいね。

自信につながることでしょう。

来週もお待ちしています。